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けんこうだより

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北海道留寿都村

【今月のテーマ…温活】
筆者…保健師 芳賀光結

◆体を温めよう
今月のテーマは「温活」についてです。温活とは、体を温めて基礎体温を上げることで、冷えや体の不調を改善する取り組みです。

《体を温めるメリット》
身体を温めるとどんないいことがあるのでしょうか?
○免疫力がアップする
身体を温めると血管が徐々に広がっていき、血流がスムーズに流れるようになります。これにより、血液が免疫細胞に対して十分な酸素や栄養を届けることができます。血液は、老廃物や疲労物質を回収してくれるため、病気の予防に有益な働きをしてくれます。
○冷えの解消
身体が冷えると血流が悪くなり、むくみや肩こりなど様々な不調が起こりやすくなります。また、新陳代謝も悪くなるため、肌の乾燥やくすみの原因にもなります。温活をすることで、体の基礎体温を上げていくため、冷えの解消にも効果的です。
○自律神経が整う
の巡りが悪い状態が続くと自律神経が乱れやすいといわれます。体を温めると血液循環が良くなり、血管が広がり、自律神経が整っていきます。
○コリの改善
肩や首のコリは、姿勢が悪いことの他にも、緊張やストレス、不安によって肩や腰に力が入り、血流が悪くなることによっても引き起こされるといわれています。体温を上げて血行が改善されると、体のコリや緊張をほぐす効果が期待できます。

《体を温めるためにできること》
○3つの“首”を温める
血流がよくなると体温が上がってくるので、血流の多い動脈が通っている場所を温めると全身を効率よく温めることができます。手首、足首、首は皮膚の近くに動脈が通っているので、効率よく身体を温めることができます。
○適度な運動
身体を動かすことで血行を促進させることは、体温を上げるのにとても効果的です。1日30分、息が弾むくらいが目安です。無理のない範囲で始めてみましょう。◦体温を上げる食材や料理を摂取する体温を上げるためには、1日3食バランスよい食事をとって基礎代謝を上げることが近道です。根菜類、イモ類、しょうがなど、土の中にできるものは身体を温める作用があるといわれています。
○シャワーで済ませず湯船に浸かる
身体を温める基本の入浴法はぬるま湯andゆったりです。38~39度のお湯に10分以上、できれば30分程度がおすすめです。お湯が40度を超えると、交感神経が活発になり寝つきが悪くなったり、全身が温まる前にのぼせてしまいます。長時間お湯に浸かるのが苦手な方や持病がある方は、無理しないようにしましょう。

【健康カレンダー9月】

※乳幼児予防接種につきましては予約が必要となりますので、実施を希望される日の1週間前までに診療所へご予約ください。(診療所【電話】46-3774)

問合せ:
(1)健診・保健事業等…保健医療課【電話】0136-46-3131
(2)いきいき体力アップ教室…地域包括支援センター【電話】0136-47-2277
(3)予防接種…診療所【電話】0136-46-3774

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