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令和6年度村政執行方針 真狩村長岩原清一(4)

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北海道真狩村

■健康とつながりを大切にするむらづくり
村民一人ひとりが健康を意識しながら健康づくりを進める事が重要です。乳幼児期から高齢者まで継続した生活習慣の改善と疾病の早期発見のための健康診査、がん検診等の受診機会の拡大や保健指導をとおして健康意識の醸成を図ります。
本年11月に、新館棟の建設完成を目指している倶知安厚生病院ですが建築資材等の高騰により、工事費が増額となります。社会情勢の今後の変化等を踏まえ、倶知安厚生病院第2期整備推進協議会において、引き続き協議を行っていきます。
本年度も、子どもを産み育てやすい環境づくりのため、出産・子育て応援給付金を支給します。そして、生まれてきてくれた子どもたちには、世界にひとつだけの「君の椅子」の贈呈を行います。
子育て家庭への経済的負担の軽減と移住定住の促進のため保育所利用者負担金は、引き続き減額していきます。
障害のある方が自立した日常生活や社会生活を営むことができ、必要なサービスが受けられるよう、相談支援センターや障害福祉サービス提供事業所などと連携し、地域生活支援の充実に努めていきます。
まっかり保育所では、猛暑などの異常気象等から子どもたちを守るため、本年度エアコンを設置します。また、木製の大型遊具の更新など保育環境の充実に努めます。
子育てをする家庭の相互交流の場として、真狩村地域子育て支援センター「ゆうゆう」を拠点に、子育て相談、情報提供、各種講座を開催するなど、家庭と地域とのつながりを大切にしながら子育てに対する支援の充実に努めていきます。
国民健康保険事業では、産前産後期間の保険料を減額し、子育て世帯の負担軽減を図ります。また、保険料を公平なものとするため、昨年に引き続き保険税賦課限度額を2万円引き上げ106万円に改正します。
野の花診療所では、本年度も適切な医療を確保するため、老朽化した医療機器の更新を行っていきます。
高齢者福祉の推進については、『第9期真狩村高齢者保健福祉計画』に基づき事業の推進を図るとともに、高齢者の方々が住み慣れた地域で自分らしい生活を続けられるよう地域包括ケアシステムの深化・推進に向け取組を進め、関係機関との連携を大切にし、生活支援サービスの充実に努めていきます。

■安全・安心な社会資本の維持と農業基盤の整備
村道の整備については、昨年に引き続き北7線通り舗装補修工事、橋梁長寿命化事業については、6号橋補修工事のほか、13号橋補修設計など道路及び橋梁の長寿命化に向けた計画的な修繕を進めます。そのほか村道及び河川の維持補修については、地域の要望や破損状況など、緊急性のあるものを優先に実施します。
除雪事業については、冬期間の安全な交通確保と快適な生活環境を守るため、効果的な除排雪に努めます。
公営住宅については、「真狩村公営住宅等長寿命化計画」に基づき、既存公営住宅の屋根塗装・外壁改修工事など、長期的活用や住宅環境の改善を図り、適正な維持管理に努めます。
ふれあい広場パークゴルフ場については、健康増進、憩い、交流の場として適正に維持管理し、スタンプラリーや各種大会の実施など、利用者数の確保に取り組みます。
簡易水道事業については、施設の適正な維持管理とともに、快適な生活環境の向上と水質管理に努めます。
下水道事業については、ストックマネジメント計画に基づき、老朽化の進展状況を考慮した実施計画を策定し、浄化センターなど施設の維持管理を行い、公共用水域の水質保全に努めます。
農業基盤の整備については、引き続き「道営水利施設等保全高度化事業」により、区画整理・暗渠排水等の工事を実施するとともに、受益農家の負担軽減に取り組み、農業経営の体質強化を図ります。

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