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自治体の皆さまへ

こんにちは保健師です From Health Center

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北海道知内町

「歯を見せて 笑える今を 未来にも」
6月4日~10日は歯と口の健康週間です。

■人生のほとんどは歯と口の健康が影響している?
歯と口は、食べ物を消化しやすい形にかみ砕くだけでなく、食感(歯ざわりや噛みごたえ)など食事を楽しむために必要な機能を担う器官です。また、日常会話や表情づくりなどコミュニケーションに必要な機能も担い、日常生活を健康に過ごす上での基盤となります。
しかし、虫歯や歯周病などの病気を放置すると、痛みや炎症、口臭が生じたり、歯の噛み合わせが悪くなり、こうした機能が徐々に失われていきます。将来的には、歯の喪失にもつながり、高齢になってから食事が取りづらくなり、体力・筋力が低下するケースも少なくありません。
最近では、歯周病菌が糖尿病や動脈硬化のような生活習慣病を悪化させることもわかっています。
このように、歯と口の健康は全身の健康状態に影響を及ぼすため、歯と口の健康を守ることが重要です。

■歯と口の健康のためにやるべきことは?
▽まずはダラダラ食いをやめましょう。
時間を決めずに間食する、いわゆるダラダラ食いをすると、通常唾液で流される細菌が長時間とどまり続け、虫歯や歯周病の原因となります。
おやつの時間は1日1回までにし、食事のあとは必ず歯を磨きましょう。

▽寝る前の食事は控えましょう。
就寝時、人は唾液の分泌量が減り、細菌が増えやすくなっています。甘いものだけでなく、夜食は控えましょう。

▽甘いものやジュースは控えましょう。
甘いものに含まれる糖は、食事よりもネバネバとした酸を生み出す原因となり、磨きづらい溝や唾液が少ない奥歯にくっつき虫歯を作ります。特にエナメル質の薄い子どものときには、甘いものは食べない・飲まないことが望ましいでしょう。

▽歯ブラシ以外のアイテムを使い分けましょう。
歯ブラシは歯の表面を磨くためのアイテムです。歯と歯の間の隙間には、繊維の細かい野菜やお肉の筋などが挟まりやすく、歯間ブラシやフロスでないと取り除くことができません。細菌が増殖しやすい部分でもありますので磨く部位ごとにアイテムを使い分けましょう。

▽半年に一度は歯医者へ行きましょう。
歯茎の溝や奥歯の歯垢は、歯磨きやフロスだけでは取り除くのが難しいです。半年に一度は歯のプロである歯医者さんに診てもらい、口や歯の汚れ具合やかみ合わせなどを点検・メンテナンスしましょう。

問合せ:保健センター
【電話】5-3506

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