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〔令和5年度 全国学力・学習状況調査〕福島町立学校の結果をお知らせします

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北海道福島町

令和5年4月18日(火)に、全国の小学校6年生と中学校3年生を対象として「令和5年度全
国学力・学習状況調査」が実施されました。福島町の結果についてお知らせします。

■福島町小学校の状況(小学校数:1校、児童数:10人)
〔教科全体の状況〕

教科の領域別に全国を100とした場合の全道および福島町の状況をレーダーチャートで示したもの

▼国語
・書いた文章の感想や意見を学級の友達と伝え合い、自分の文章のよいところを見付ける学習活動の充実を図ったことにより、国語の「書くこと」の領域で、平均正答率が全国および全道平均を大きく上回ったと考えられます。
・「話すこと、聞くこと」の領域において、必要なことを質問しながら聞き、話し手が伝えたいことや自分が聞きたいことの中心をとらえることができるよう学習を進めます。

▼算数
・提示されたデータから正確に情報を読み取る学習や、数量や図形について実感を伴った理解をする活動を行ったことにより、「数と計算」・「図形」の領域で全国の平均正答率を上回ったと考えられます。
・昨年に引き続き、「変化と関係」の領域に課題があり、比例の意味や性質、グラフの求め方などが理解できるよう学習します。

▼今後の取り組み方策
◎基礎的な知識・技能の定着を図るため、計画的な授業改善に取り組みます。
◎児童が主体的に学び、意欲的に学習することができる授業づくりに取り組みます。
◎ICT教育を推進するとともに、放課後学習や長期休業中の取り組みを強化します。

〔児童質問紙の状況〕
○学校以外で1日にどのくらいの時間、勉強をしますか

○1日にどれくらいの時間、読書をしますか

・学校以外での1日の勉強時間について、1時間以上という回答が30%で、全国および全道より20%以上少ない結果でした。
・1日の読書時間について、30分以上と答えた児童は20%で、80%は10分以下という回答でした。
・上記の2点から、タブレット端末などを利用した家庭学習や『うちどく』を通した読書活動の推進を図ります。

■調査結果について
小学校では国語が全国平均を上回り、算数は全国平均と同じ結果となりました。
中学校でも国語が全国平均を上回り、数学については全道平均を上回りましたが、全国平均を1ポイント下回りました。なお、英語については、全国平均を5ポイント上回るすばらしい結果となりました。
学校での1人1人にあわせた学習と、タブレット端末を使用した家庭学習に取り組むことが重要と考えておりますので、家庭・学校・教育委員会が一体となって学力向上に取り組みましょう。

■福島町中学校の状況(中学校数:1校、生徒数:10人)
〔教科全体の状況〕

教科の領域別に全国を100とした場合の全道および市町村の状況をレーダーチャートで示したもの

▼国語
・各領域において全国および全道平均とほぼ同数値であり、科目としては昨年に引き続き、全国および全道平均を上回りました。
・自分の考えが伝わるように、根拠を明確にして書いたり表現を工夫する授業を進めたことにより、「書くこと」の領域で全国の平均正答率を上回ったと考えられます。

▼数学
・昨年度は全国および全道平均から正答率が大幅に低い結果でしたが、今年度は科目として全道平均を上回る結果となりました。
・昨年度に引き続き、「関数」の領域に課題があるため、表やグラフから必要な情報を読み取ることや、数の変化の割合などについての理解を深められる学習に取り組みます。

▼今後の取り組み方策
◎生徒が主体的に学び、意欲的に学習に参加することができる授業づくりに取り組みます。
◎基礎・基本の定着への取り組みや学力向上習慣の取り組みを継続して行います。
◎ICT機器を活用した授業改善や、eライブラリを活用した家庭学習を推進します。

〔生徒質問紙の状況〕
○学校以外で1日にどれくらいの時間、勉強しますか

○1日にどれくらいの時間、読書をしますか

・学校以外での勉強時間が30分以下の生徒は33%で、全国および全道平均よりも15~20%程度多い結果でした。
・1日の読書時間が10分以下という生徒は66%で、全国および全道平均よりも約15%少ない結果でした。
・上記の2点から、タブレット端末などを利用した家庭学習や『うちどく』を通して読書活動の推進を図ります。

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