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自治体の皆さまへ

令和6年度 教育行政執行方針(3)

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北海道福島町

5 生涯学習
(1)青少年教育
子どもたちがふるさとに誇りを持ち、豊かな心やたくましく生きる力を育むためには、異世代間の交流などを通じて、郷土の歴史や自然に多く触れる機会を創出していくことが重要であります。
小学生を対象とした「福島学ジュニア」では、千軒地区での自然観察会や縄文土器づくり体験、木育事業のほか、新たに冬の自然体験メニューを企画するなど、郷土の魅力を再発見してもらう体験プログラムを展開してまいります。
情操教育の一環として開催している、児童生徒向けの芸術鑑賞事業は、渡島西部4町と連携し、「アンデスの音楽」をテーマとして9月上旬に福島小学校で実施する予定となっています。
令和元年度から実施している「プログラミング教室」は、プログラミング検定の受検を目標とした講座を、夏休みなど長期休業期間に集中して行うこととしています。
なお、参加者が年々減少している傾向にあることから、成人向けのメニューなどを検討するとともに、学校教育で全ての児童生徒に対しプログラミング学習を行っていることから、次年度の実施方法についても検討してまいります。
令和6年度の友好市町の児童生徒交流事業は、夏季に長野県木曽町から福島町に、また福島町から長崎県松浦市に中学生を派遣し友好の絆を深めてまいります。
(2)成年教育
町民が自己の啓発を高めるとともに多様な学習活動を提供するなど、生涯学習活動への支援は、潤いのある生活と活力ある地域づくりの推進にも繋がります。
町民文化祭では、小・中・高校から各文化団体を中心として展示・舞台を通して幅広く芸術文化に親しむ機会として開催しておりますが、更に多くの町民に参加いただくよう関係者と連携を図ってまいります。
また、生活講座については、各文化団体および町民の皆さまと協働して、要望の多い事業の実施に取組んでまいります。
また、「二十歳(はたち)を祝う会」は、大人への節目を共にお祝いし、励まし合う行事として、今年度も、引き続き8月13日に開催してまいります。
(3)高齢者教育
生涯にわたって豊かで潤いのある生活を送っていただくため開催している高齢者学級については、新型コロナウイルス感染症が5類に移行したことを受け、令和5年度に4年振りに開催したところです。
令和6年度については、近年、地震による災害が多くなっていることから「防災教育」を組み入れるなど、学習プログラムの企画を関係者と相談しながら実施し、参加者相互の交流に努めてまいります。
(4)読書活動の推進
令和3年度から本格的な運用を開始した図書システムにより利便性の向上に努めておりますが、蔵書検索システムへのアクセス数は、令和5年4月~12月まで5,583件で、前年比で4,021件の大幅な増となっております。ここ1年で町民の皆さまがシステムを有効に活用されてきた結果が表れてきており、今後も継続的に適切な運営に努めてまいります。
令和5年度から新たな「第3次福島町子ども読書活動推進計画」がスタートしましたが、幼稚園・保育所、各学校などでの取組みはもとより、読書感想文・感想画コンクールや移動図書の実施、「よみきかせの会」の読み聞かせへの支援、乳幼児へのブックスタート事業などの読書活動を推進してまいります。

6 スポーツ
(1)青少年教育
成長期に適度な運動習慣を身につけることは心身の発達にとても大切であり、関係機関と連携を図りながら、青少年スポーツの活動を支援してまいります。
道内外の小・中学生が参加する「千代の富士杯争奪相撲大会」については、引き続き福島町相撲協会にご協力いただき、伝統ある大会が成功するよう取組んでまいります。
また、函館青年会議所が主催する「わんぱく相撲大会」への協力や「相撲に親しむ教室」を開催し、「横綱の里」として相撲に親しむ環境づくりに努めます。
子どもたちの体力向上を図るため、学校およびスポーツ団体と連携し、少年少女体力テストや縄跳び大会などを実施してまいります。
さらに、地域の宝である子どもたちが取り組むスポーツ少年団の活動が、円滑に進むよう関係者の皆さまと協力してまいります。令和6年度は人数が多く、大会出場費などに課題のある野球・フットサル少年団に、それぞれ補助金を増額して支援してまいります。
(2)成年教育
心身ともに健康な生活を営むために、体力や年代に応じてスポーツや運動に親しむことが大切であります。各種大会やスポーツなどに参加できる環境づくりを推進することで、町民の体力づくりや健康づくりにも繋がることが期待されます。
吉岡小学校運動会については、令和5年度は新潮学舎の生徒も参加し地域住民との交流も図られたところでありますが、令和6年度についても大会運営への支援を行ってまいります。
なお、ふれあいスポーツ大会は、コロナ禍の影響や町内会ニーズの変化により4年連続で中止となりましたので、以前開催しておりました「高齢者スポーツ大会」に内容を見直し、幼児との交流も含めた開催を計画してまいります。
また、水泳教室やパークゴルフ大会、ソフトバレーボール大会などの行事や大会は、各関係団体と協力し継続的な大会実施を支援してまいります。
(3)南北海道駅伝競走大会
福島町における最大のスポーツ行事である「南北海道駅伝競走大会」は、令和4年度に自動計測システムを導入し、令和5年度から新コースでの大会運営となったところであります。
また、多くの企業などから協賛を賜り、4年振りにちゃんこ鍋などの無料提供が復活し、参加者から好評を得ました。
令和6年度についても、関係者のご協力をいただきながら、引き続き円滑な大会運営に努めてまいります。
(4)体育施設
各体育施設については、利用団体および学校との連携を図り、各施設の利用者を増やすための取り組みを進めるとともに、良好な施設環境の維持に努めてまいります。

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