●カンピロバクターとは?
◦ニワトリ、牛などの家畜、ペットや野生動物など多くの動物の腸管内に生息している細菌です。
◦鮮度の良い悪いに関係なく、細菌やウイルスがはじめからお肉についていることがあるので、生やよく焼けていないお肉を食べると食中毒を起こすことがあります。
●カンピロバクター食中毒の症状と特徴
◦食べてから1~7日で発症
◦下痢、腹痛、発熱、嘔吐、頭痛、倦怠感などの症状
◦感染して数週間後に「ギラン・バレー症候群」を発症することもあります。
(ギラン・バレー症候群:手足のまひ、顔面神経まひ、呼吸困難などを起こします。
●予防方法
◦細菌やウイルスは熱に弱いので、中までしっかり加熱しましょう
*あぶりや湯引きなど、表面を軽く加熱しただけでは菌は完全に死滅できません。
*75℃で中心部を1分以上加熱しましょう。
◦二次汚染の防止
調理器具や容器、人の手についた菌が別の食品につき食中毒が発生するケースがあります。食肉を扱った調理器具は使用後に洗浄・消毒を行ないましょう。
◦手洗い
食肉を扱ったあとは、十分に手を洗いましょう。
調理前・調理後・トイレ後など、こまめな手洗いを心がけましょう。
お肉を焼くときなどに使用した箸やトングなどには、つまんだお肉から細菌などがついてしまいます。
食べるときは 必ず別の箸を使いましょう!!
■やまゆりクリニックからのお願い
3日以内に37.0℃以上の発熱や風邪症状のある方は、来院される前にお電話でご連絡をお願い致します。
福島町国民健康保険診療所
やまゆりクリニック
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