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男女共同参画コーナー ひゅ~ら〜Human Love〜

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北海道網走市

■男女の役割意識を考える~ジェンダーバイアスとホッカイエビ~
網走の初夏の味覚の代表格の1つ“ホッカイエビ”。実はこの“ホッカイエビ”は成長過程で「性転換」することをご存じでしたか?

◇雄から雌に性転換⁈
私たちがよく「シマエビ」と呼ぶ初夏の味覚は、正しくは「ホッカイエビ」といいます。
ホッカイエビは、始めはオスとして成長して繁殖に参加し、その後、メスに性転換して再び繁殖に参加します。以後、“オス”に戻ることなく、“メス”のまま成長します。“ホッカイエビ”は、雌雄それぞれの役割を1匹でこなしているのです。

◇男女の役割って?
人間にもオスとメス、つまり男と女といった「身体的な性別」の区分があり、ほとんどの生物は、繁殖をするために性別を必要としています。ですが、それ以外の場面で、男女の役割は必要なのでしょうか?
「男は仕事、女は家庭」、「男性は主要な業務・女性は補助的業務」などのように、「男性ならこうするべき」「女性ならこうするべき」といった、性別を理由として役割を分ける固定的な考え方があります。誰しも、得意なことや不得意なことがあるのは当たり前のことで、「男だから」とか「女だから」といった性別を基準とした理由で可能性を奪ってしまうのではなく、それぞれが持つ個々の適性や能力から、出来ること出来ないことを知り伸ばしていくことが大切です。
誰もが性別などの条件にとらわれず、自分の能力を発揮することができる環境づくりこそが必要なのではないでしょうか。

問合せ:網走市男女共同参画プラン推進会議編集委員

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