令和5年度全国体力・運動能力、運動習慣等調査 ≪網走市結果報告≫

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「全国体力・運動能力、運動習慣等調査」は、子どもの体力・運動能力などの状況を把握・分析することにより、子どもの体力・運動能力等の向上に係る施策の成果と課題を把握・検証し、その改善を図ることを目的として平成20年度から実施されています。
網走市教育委員会では、すべての子どもたちが生涯にわたって運動に親しむ資質や能力を身に付けることができるよう、本調査の結果を学校における体育・健康に関する指導の改善に役立ててまいります。また、より一層、学校、家庭、地域が一体となった体力向上の取り組みを進めていくことができるよう、調査の結果および分析結果を公表いたします。なお、詳細は市公式サイトに掲載しています。

1.調査の概要
[1]調査の実施期間　令和5年4月から7月末まで
[2]調査の対象学年　小学校第5学年(232名)中学校第2学年(243名)
[3]調査の内容
(1)児童生徒に対する調査(実技調査、運動習慣・生活習慣などに関する質問紙調査)
(2)子どもの体力向上に係る取組などに関する学校質問紙調査

2.結果の概要
体格

実技

[小学校]男子は8種目中4種目で、女子は7種目で全国平均を上回った。令和4年度に比べ男子は6種目が上回り2種目が下回って、女子は8種目中全種目で全国平均を上回った。
[中学校]男子は8種目中6種目で、女子は4種目で全国平均を上回った。令和4年度に比べ男子は2種目が上回り6種目が下回って、女子は8種目中全種目で全国平均を上回った。

児童生徒質問紙調査

3.網走市における児童生徒の体力向上に向けた取り組み
・心身ともに健康な子どもを育成するため、保護者や地域とともに、「早寝・早起き・朝ごはん」など望ましい生活習慣の定着や運動に慣れ親しむ機会を作るなど、体力向上の取り組みを推進します。
・運動が苦手な児童でも取り組むことができるタグラグビーを小学校の教育課程に位置付けるとともに、スポーツ合宿の団体によるタグラグビー教室や教育長杯タグラグビー大会を開催します。
・各種スポーツ大会への参加促進を図ります。また、スキーやスケート、歩くスキーなど冬季スポーツへの取り組みを推奨します。
・1週間の総運動時間を増やすために徒歩通学の奨励、1校1実践の取組の充実、スポーツ少年団や部活動などへの加入促進を図ります。
・体育・保健体育の授業において、ICT機器の効果的な活用を図ります。
・日本体育大学と連携し、小学校の体育授業における大学教員による授業や教員向け研修を行い、体育指導の充実をサポートします。

問い合わせ：学校教育課学務係
【電話】内線375