■読書活動推進のヒント発見!~「緒むすび」生活状況アンケートより~
▽羅臼の子どもたちは読書好き
子どもの自律・親育て応援チーム「緒むすび」が行った生活状況アンケート内で、子どもたちの読書状況について調査を行いました。
対象は、子育て支援センター「ありんこ」に通う0~3歳の乳幼児、幼稚園児、小学生、中学生です。
「読書(読み聞かせも含む)が好きか」という設問で、すべての対象で「好き」「どちらかというと好き」と回答した割合が70%を超える結果となりました(図1)。
この結果は、家庭や幼稚園・学校が連携して乳幼児期から継続した読書活動を行うことで、読書の楽しさが子どもたちに伝わっていることを示していると考えます。
▽課題は毎日の読書へつなげること
しかし一方で、一日の読書量の設問では、学年によって差はあるものの、小学3年生以上では、学年全体の25%以上の児童・生徒が「全くしない」と回答している学年が多く、読書離れの傾向にあることがわかります(図2)。
今回の調査によって、羅臼町の子どもたちが「読書が楽しい」「読書が好き」と実感する取り組みを行えているという成果は出ているものの、毎日の読書へ繋げる取り組みについては、課題がある結果となりました。この結果を参考としながら、子どもたちの読書活動を推進するため、学校や家庭と連携しながら働きかけを行っていきます。
※生活状況アンケート全体の集計結果はこちら→(本紙2次元コードからご覧ください。)
■春松小学校2年生が図書館見学で来館しました
令和6年1月22日(月)に、春松小学校2年生8名が図書館見学のため来館しました。
本の並び方や、分類ラベルのひみつ、利用者が利用しやすい工夫など、図書館のひみつについて学びました。
質問コーナーでは、「図書館で働いている人は何人ですか」「人気の本は何ですか」など、子どもたちからたくさんの質問があり、「図書館についてたくさん学びたい」という意欲的な姿が見られました。
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