自殺は個人の問題ととらえがちですが、その多くは「追い込まれた末の死」と言われています。誰にでも起こり得ることであり、一人ひとりが身近な問題として考える必要があります。
羅臼町でもほぼ毎年ように自殺で亡くなる方がいます。これを全国と比較するために人口からみる自殺死亡率で表すと全国の約1.5倍の値になります。
生活困窮や借金、大切な人との死別、いじめなどで心理的に追い込まれていたり、病気を発症して正常な判断が出来ない状態であるなど状況はさまざまですが、悩みを抱えている人の多くからは何らかのサインやSOSが出ています。周りの人やご自身にこんな変化、ありませんか?
・最近、元気がない
・表情が暗い
・集中できない
・否定的な発言が増えた
・ミスや不注意が増えた
・アルコールやたばこの量が増えた
・口数が少なくなった
・食欲がない
・眠れていない
・人付き合いを避ける
※大切なことは「いつもと違うかな?」「最近、調子が悪くなったかな?」という変化に気付くことです。気付いたときには、声をかけたり、相談したりしましょう。
◆メンタルヘルスに関する相談窓口
お問合せ先:保健福祉課
【電話】87-2161
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