『認知症になっても安心して暮らせる美幌町に』
周りの方ができること
~「虐待」が疑われるとき~
次のような高齢者を見かけたら、家族などからの「虐待」が疑われます。本人は助けを求めにくい場合もあるので、注意深く見守り、「虐待かも」と思ったら迷わず通報しましょう。
・身だしなみが乱れた状態で元気がなく、公園のベンチや道端などに座り込んでいる姿を見かけた。
・高齢者と同居している家族が、高齢者に対して冷淡な態度をとっているように見える。
・顔や体に暴力をふるわれたような傷やあざがあったので、理由をたずねたが、はっきりとこたえてくれない。
・高齢者のいる家から、同居している家族の怒鳴り声や、高齢者の悲鳴などが聞こえてくるようになった。
虐待は身体的だけでなく、精神的、経済的、放置などさまざまなタイプがあります。虐待している家族自身はその自覚がないながらも、強いストレスを抱えるなど苦しんでいることが多いです。家族のためにも第三者が介入し、地域ぐるみで解決することが大切です。
「虐待」かもと思ったら、役場や地域包括支援センターに相談・通報しましょう。相談・通報者の情報は守られます。
当センターでは認知症についての相談を受け付けていますので、お気軽にご相談ください。
参考:「地域で見守ろう、認知症の高齢者」
監修/桜美林大学 特任教授 鈴木隆雄氏
美幌町地域包括支援センター
【電話】75-3220【FAX】73-4787
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