消費者知識の情報提供、啓発を行っています
■第23回消費生活展開催
11月19日、「高めよう消費者力~食、環境、くらし、デジタル~」をテーマに、めむろーどセミナーホールで開催。
重点課題に沿って2年間取り組んだ活動内容を展示。町内外から250人が来場し、熱心にパネルに目を通していました。
食や環境、生活の安全について、展示の一部を紹介します。
▽野菜を干して旨みアップ
大根を干すと鉄分が48倍、ビタミンB群は16~20倍、干したシイタケはビタミンDが3倍になります。半日干したリンゴやキュウリの食べ方に関心を持つ方が多くいました。
▽冷凍野菜で無駄を減らす調理法
ピーマンを冷凍すると苦味が減り、ナスは味が染み込みやすいなどのメリットをお知らせしました。
▽匂いが香害に!?
柔軟剤や消臭スプレーなどに含まれる香りによる健康被害について展示しました。苦しむ人がいることを知って、慎重に選び購入したいものです。
▽終活につながる快適なくらし
終活の意味と目的を解説し、身辺整理などの活動例を紹介。特に日常生活での書類(契約書や取扱い説明書)を分類し、活用しやすい方法を具体的に紹介しました。
▽食品ロス削減
賞味期限とは、おいしく食べられる目安のこと。「日本では一日あたりどの位のお米を捨てているか」との問いに、答えは「おにぎり一億個分」。国民一人あたり一個ということに、多くの方が驚いていました。
▽原子力発電について
福島原発事故以来、廃炉は24基。再稼働は12基。新基準合格5基。泊原発は2026年12月の再稼働を目指しているようです。(基準は原子力規制委員会による)
▽芽室町デジタル化の取り組み
スマホのLINEで、がん健診の予約ができたり、学童保育の出欠など様々な手続きがデジタル化されていることをお知らせしました。
協力:役場政策推進課DX担当
▽芽室町有害ごみ分別
リチウムイオン電池や充電できる二次電池、放置しておくと膨張して危険なバッテリーなどの回収方法について説明があり、役場に届けると回収してもらえるものを紹介しました。
協力:役場環境土木課生活環境係
▽物販コーナー
松下りんご果樹園様、ラ・ポーズ様、cafeddelmani様、なまら十勝野様に出店いただきました。JAめむろ様による牛乳の提供や、当協会からは十勝産そば粉を使ったかけそばを提供しました。
▽来場者の感想(一部)
・身近な食品ロス。肝に銘じて自分ができることに取り組もうと思います。原発も本当に考えさせられます。
・大変参考になりました。できれば内容を冊子等にして配布されれば、有料でもよいと思います。
・終活コーナーの書類保管のアイディアは活用したい。身辺整理チェックシートなど参考になりました。
・手書きの展示が良かったです。
・あらためて、困りごとがあった場合、芽室消費者協会に相談に行こうと思いました。
・そばが大変おいしかったです。
■年末年始休業のお知らせ
12月29日(金)~1月3日(水)の間、消費者協会・消費生活センターは休業します。
編集・発行:芽室消費者協会
開設時間:平日9時~17時
【電話・FAX】62-9000【E-mail】mesyokyo@chorus.ocn.ne.jp
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