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令和5年度合同納骨塚アンケート結果

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北海道芽室町

町では、合同納骨塚整備の必要性について参考とするため、お墓などの管理状況や合同納骨塚の今後の利用見込みなどのアンケート調査を行いました。

調査期間:令和5年7月19日から7月31日まで
実施方法:郵送による調査(20代以上の町内在住の方700人)、家族に障がいを持つ方の会、芽室町公式LINEによる調査
回答数:518人(うち芽室町公式LINEによる回答274人)
いただいた回答はホームページで公開しています

■合同納骨塚(ごうどうのうこつづか)(合葬墓(がっそうぼ))とは
合同納骨塚(合葬墓)とは、ひとつのお墓に複数の焼骨を納める合葬式のお墓のことをいいます。
「お墓を引き継ぐ人がいない」「お墓や納骨堂の管理ができない」「お墓を建てるのが難しい」など、さまざまな理由でお骨の管理に困っている方などが利用するものです。
合同納骨塚(合葬墓)は、宗教・宗派に関係なく利用することができるものですが、焼骨を骨箱などから出して直接埋葬を行います。
他の方々と同じお墓に焼骨を納めることから、一度納骨をしてしまうと取り出すことはできない構造となっているため、焼骨の返還はできないこととなります。
合同納骨塚や合葬墓など、自治体によって名称はさまざまですが、納骨の方法は基本的には同じです。

■アンケート分析内容からの考察
令和3年度に実施した同様のアンケートの結果と比較し、墓地返還後や本人・家族の納骨先として永代供養ができる場所を望む声は12ポイントの増加となりました(令和3年度30%、令和5年度42%)。
また、町が合同納骨塚を設置した場合の利用希望について、68%が利用したいと回答があり、前回調査した令和3年度(57%)と比較して、11ポイント増加した結果でした。合同納骨塚の利用予定については、10年以内(38%)という回答が令和3年度(33%)と比べ5ポイント増加しており、利用希望の増加及び利用年度の早期化が見られ、町民の合同納骨塚に関する関心と需要が高まっている結果となっています。
記述意見においても、将来的な納骨先として合同納骨塚を望む声が多く、町が合同納骨塚を整備することに対して肯定的な意見が多く見られました(記述意見は本紙QRコードからご覧ください)。

■合同納骨塚の整備方針
合同納骨塚の需要は年々高まっており、これからも需要は増加傾向になると考えます。また、町内13の宗教団体の意見聴取(令和5年8月31日から10月16日実施)結果では、昨今の社会情勢の変化を踏まえ、町が合同納骨塚を整備することに対して半数以上の団体から理解を得られたことから、町は合同納骨塚の整備を実施することと判断しました。
整備にあたっては、使用要件など他自治体の取り扱い事項に留意しながら、令和7年度の整備、令和8年度供用開始に向けて準備を進めます。

<この記事についてアンケートにご協力ください。>

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