■シリーズかいごのアレコレVOL11~認知症のこと知ってますか?(3)~
前回は、気持ちに寄り添った対応の心得として(1)驚かせない(2)急がせない(3)自尊心を傷つけない、の「3つのない」について触れました。ではこれらを実践するためにどうしたら良いのでしょうか。それにはまずは認知症の病気を正しく知ることが大切です。
認知症の原因として、日本人に最も多いのがアルツハイマー型認知症(約7割)です。脳出血や脳梗塞等が原因でおこる血管性認知症(約2割)。その他、レビー小体型、前頭側頭型などがあり、これらは「4大認知症」と呼ばれ、その症状や特徴が異なりますので対応方法も工夫が必要です。
詳細については、インターネットで検索しても調べられますが、芽室町役場が実施している認知症サポーター養成講座を受けてみるのも大変勉強になると思います。
また、一人で抱え込まずに相談相手を確保することです。話し合いや相談することにより、気持ちにゆとりを持つことが、相手に寄り添った対応ができることにつながります。
機会を設けて親族や友人と一緒に認知症について話し合ってみましょう。町内には役場や地域包括支援センター、芽室町社協などの介護の相談窓口もあります。
認知症は予防することがもちろん大切ですが、もしも認知症になっても慌てずに安心して芽室町で暮らせるように、今一度認知症のことを正しく知るために話し合ってみませんか。相談先が分からない場合や認知症についてご不明な点は社協までご連絡ください。
■お買い物サポート帳ができました
商店が実施している配達やトイレの有無、その他ちょっとした気遣いのサービスなど、飲食や買い物等のための支援を整理した冊子を作りました。
買い物等に支援を必要としている人に配布していますので、お気軽に社協まで連絡してください。
▽掲載している商店
・どんぶりキッチンあかずきん・鳥せい芽室店・お菓子のまさおか
・衣料寝具ありさわ・ムラセ理容室・ファッションまつばら・カドヤ化粧品
・正木薬局めむろーど店・三浦商店・パルポートめむろ・武藤商店
■芽室町生活体制整備事業「ちょこっとサポート」を利用しませんか?
「ちょこっとサポート」は高齢者のふだんの暮らしの中のちょっとした困りごとを「できる人が、できる時に、できる範囲で」助け合うしくみです。住民同士の支え合いの気持ちを大切にしています。
利用したい方も協力したい方も会員登録が必要です(登録無料)。
協力会員希望の方は事前に「生活支援サポーター養成講座」を受講していただきます。
まずは、ご相談ください。
問合せ:生活相談係
【電話】62-1616(担当/柏葉)
「社協」とは、社会福祉協議会の略称です。
〒082-0014北海道河西郡芽室町東4条4丁目5番地芽室町保健福祉センター(あいあい21)
【電話】62-1616【FAX】62-1657
芽室町社会福祉協議会公式HP【URL】https://www.memuro-syakyo.jp/
めむろ社協だよりは「赤い羽根共同募金」の助成を受け、発行しています。
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