令和5年度全国体力・運動能力、運動習慣等調査結果について
~芽室の子どもたちは、女子の体力向上が見られ、「ボール投げ」が得意という傾向に~
■全国体力・運動能力、運動習慣等調査とは?
全国的な子どもの体力や運動能力、運動習慣等の状況を把握・分析するために国が実施する調査のこと。この調査により、子どもの体力・運動能力等の向上に係る施策の成果と課題を検証し、学校における体力や運動能力、健康に関する指導の改善に役立てることを目的としています。
芽室町教育委員会では、この調査結果に基づき、芽室町の子どもたちの体力の傾向や運動習慣、生活習慣、食習慣等の状況を把握・分析し、各学校における運動に関する指導の工夫・改善や体力向上への指導・助言及び学校の取組の支援に努めていきます。
なお、本調査により測定できるのは、体力や運動能力の一部であり、学校における教育活動の一側面であることをご理解願います。
■令和5年度全国体力・運動能力、運動習慣等調査の概要
■実技に関する調査結果
全国平均値を50点としたときの北海道及び芽室町の相対的な値(T得点)をレーダーチャートで表示。
■児童生徒に対する質問紙の調査結果
■調査結果のまとめ
▽小学校
・男子は、「握力」「反復横とび」「立ち幅とび」「ソフトボール投げ」の4種目において、全国を上回った。
・女子は、「握力」「上体起こし」「反復横とび」「20mシャトルラン」「50m走」「立ち幅とび」「ソフトボール投げ」の7種目において、全国を上回った。
・「朝食を毎日食べる」と回答した児童の割合が7割弱であり、全国を下回った。
▽中学校
・男子は、「ハンドボール投げ」の1種目において、全国を上回った。
・女子は、「上体起こし」「反復横とび」「20mシャトルラン」「50m走」「立ち幅とび」「ハンドボール投げ」の6種目において、全国を上回った。
・「保健体育の授業は楽しい」と回答した生徒の割合が男女ともに大幅に全国を上回った。
■芽室町における今後の体力向上策
・全国体力・運動能力、運動習慣等調査の結果を踏まえた、児童生徒一人一人が課題意識をもって体育の授業に取り組む授業改善を、計画的・継続的に推進します。
・各種大会出場の助成や公共施設の活用など、運動を行う環境を整備します。
・「早寝・早起き・朝ごはん」など基本的な生活習慣の定着に努めます。
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