くらしのたより～賢い消費者を目指して～

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消費者知識の情報提供、啓発を行っています

■消費者月間全国統一テーマ「デジタル時代に求められる消費者力とは」
消費者庁では5月を消費者月間とし、消費者・事業者・行政が一体となって消費者問題に関する教育や啓発等の事業を集中的に実施し、5月30日を消費者の日としています。当協会においても消費者月間パネル展の開催と街頭啓発を行います(詳しくは下記お知らせ)。
デジタル化やAI等の技術がかつてないスピードで進展する中で、私たち消費者を取り巻く取引やサービス、コミュニケーションも急速に変化し、利便性が増す一方、リスクも多様化しています。
デジタルサービスの仕組みやリスクへの理解、情報に対する批判的思考力、適切に情報を収集・発信する力、これらのアップデートを続けていくとともに、「気づく・断る・相談する」というこれまでも必要とされた基礎的な力も引き続き高めていくことが求められています。

▽令和5年度消費者相談内訳(芽室町消費生活センター受付)
総数180件(苦情123件、問い合わせ57件)

▽複数あった同種の相談
・化粧品や健康食品の定期購入　10件
・エステ店倒産によるサービスの中止　5件
・インターネット偽サイトでの買い物　4件
・電力会社の訪問又は電話勧誘販売　4件

▽SNSを通じてトラブルに遭った相談例
・外国為替証拠金取引(FX)の自動売買ツールの契約
・外国人に勧誘され、投資のために暗号資産を送金
・人を紹介すると収入を得られるネットワークビジネス

▽対応と結果
苦情123件のうち、相談者への助言や情報提供が102件、事業者へ交渉し解決したものが18件でした。また、対応により、相談者が支払わずに済んだ金額(救済額)は453万7,162円でした。
なお、判断力が不十分な方の相談が数件あり、日頃から周囲の見守りが必要と思われました。

■消費者月間パネル展
とき：5月21日(火)～31日(金)
ところ：芽室駅前プラザめむろーど2階ホワイエ
内容：令和5年度の消費生活相談概要、消費者の権利を守る法律の紹介、啓発チラシ、パンフレットの配置

■消費者月間街頭啓発
とき：5月30日(木)、31日(金)
ところ：町内大型店舗前
内容：悪質商法に遭わないよう、消費者の皆様に声かけをします。

編集・発行：芽室消費者協会
開設時間：平日9時～17時
【電話・FAX】62-9000【E-mail】mesyokyo@chorus.ocn.ne.jp