■古丹別地区防災訓練
苫前町主催により古丹別地区を対象に防災訓練が9月21日に行われ、約70名が参加した。
訓練は、大雨により河川が増水し、警戒水位を超える危険があるとの想定で実施され、住民は正午のサイレンを合図に公民館への避難を開始した。
避難完了後、福士町長の挨拶に続き、防災担当職員から災害への備えについての講話が行われ、その後、非常食の配給や段ボールベッドと簡易テントの組み立て体験も行われていた。
■港地区防災訓練
1月1日発生した能登半島地震により、苫前沿岸にも津波注意報が発令されたが、大津波発生の想定で港地区を対象に9月28日防災訓練が町主催で実施された。
防災担当職員から早期避難への備えについての講話、東日本大震災を踏まえて気象庁が制作した「津波防災啓発ビデオ」を視聴した参加者は、自ら判断して避難することの大切さを学んだ。
講話終了後には段ボールベッドや簡易テントの組み立てや使用体験も行われていた。
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