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【特集1】苫小牧市 2050ゼロカーボンシティへの挑戦(2)

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北海道苫小牧市

◆事業者
◇CCS・CCU
SCCSとは工場などから排出されたCO2を分離して集め、地中深くに貯留・圧入するというもので、本市では、日本初となるCCSの大規模実証試験が国家プロジェクトとして実施されました。また、集めたCO2を貯留するだけでなく、有効活用することを「CCUS」といい、現在は社会実装に向けて地元企業が連携しながら、さまざまな調査・検討が行われています。
※詳細は本紙P.5をご覧ください。

◇苫東GX HUB(ジーエックスハブ)構想
国内最大級の産業地域である苫東地域において、再エネ・水素・CCUSのインフラを包括的に提供し、新規立地を含む苫東立地企業のゼロカーボン化を目指しています。

◇グリーン水素サプライチェーンの構築
現在、沼ノ端クリーンセンター内の廃棄物発電と太陽光発電からの電力によるグリーン水素のサプライチェーン※構築の実証が行われています。また、国内最大級のグリーン水素の生産やサプライチェーン構築事業の実現に向けた検討も行われています。
※サプライチェーン…製造・貯蔵・輸送・利用までの一連の流れ

◇アンモニアサプライチェーンの構築
アンモニアサプライチェーンの構築に向けて、海外で製造したアンモニアの受け入れ・貯蔵・供給拠点の整備に関する検討が行われています。

◎そもそも水素・アンモニアとは?
水素は水を電気分解することによってつくることができ、アンモニアは水素と窒素から生成されます。どちらも燃焼してもCO2を排出しないことから、次世代エネルギーとして注目されています。また、再生可能エネルギーからつくられたものは「グリーン水素・アンモニア」とよばれ、CO2削減に大きく寄与します。

〈水素エネルギーができるまで〉

◆市民
◇皆さんにできるゼロカーボンは身近にある!!
〈節電〉
火力発電は化石燃料を燃やして電気をつくっているためCO2を排出しています。節電でCO2と電気代を削減しましょう!

〈エコドライブ〉
「ふんわりアクセル」で車間距離をとって加速・減速の少ない運転、エンジンブレーキを使うなどのちょっとした心がけでCO2とガソリン代を削減しましょう!

〈節水〉
水道の使用においても浄水や供給にエネルギーが必要であり、水をつくる過程でCO2を排出します。節水することでCO2と水道代を削減しましょう!

〈ごみの分別〉
分別されなかったプラスチックごみを燃やすと化石燃料を燃やすのと同じく、新たなCO2を排出することになります。ごみを減らし、資源として使えるものをきちんと分別することで、CO2を減らして資源循環に貢献しましょう!

◎ほかにもできることはたくさん!
※二次元コードは本紙P.5をご覧ください。

◇自宅に再エネ・省エネ設備を設置
一般住宅に太陽光パネルや蓄電池、省エネ給湯器(エコキュート)などを設置することも、家庭でできる取り組みの一つです。市では再エネ・省エネ設備に係る補助事業を行っています。詳しくは市HPをご確認ください。

◇出前講座申し込み受け付け中!
地球温暖化の原因・影響などゼロカーボンのキホンや身近にできる取り組みなど、わかりやすく解説します!
◎詳しくはこちら
※二次元コードは本紙P.5をご覧ください。

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