本町が昨年、町内で試験栽培した酒造好適米(酒米)の「山田錦」と「五百万石」を使った日本酒「純米吟醸 蘭越特別醸造酒」が完成しました。町営温泉「幽泉閣」で、7月1日から販売されています。
試験栽培は、町が町内の農家3戸に栽培を委託して町営の研修農場内で実施。ブランド力の高い地酒づくりを目指して道外の主力2品種を選び、昨年10月、山田錦350キロ、五百万石660キロを収穫しました。
醸造は、町内で「らんこし米」を活用したスパークリング日本酒醸造所を建設予定の北原亮庫さんが昨秋まで、勤めていた、山梨銘醸(山梨県北杜市)に依頼し、精米歩合60%で、山田錦と五百万石を1対3の割合で使用。もろみを搾った後におりを残すことで、まろやかな味わいと爽やかな香りに仕上がりました。蘭越米の歯ごたえと噛むほどに甘味が広がるのが特徴の美味しい日本酒です。
・アルコール分は13%。720ml入り3千円
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