現在、ほぼ道内全域でアライグマが目撃されており、本町でも農地で発見されました。
アライグマは北米原産の動物ですが、ペットとして日本に輸入されて以降、逃げ出したり捨てられたりしたことが野生化の原因になっています。その影響で、多大な農業被害をもたらしています。
成体には凶暴な個体もいるため、危険を感じると鋭い爪や牙で襲い掛かることもあります。人に感染する疫病として、原産国ではウイルスの媒介による狂犬病やアライグマ回虫による幼虫移行病が知られています。狂犬病については、現在日本は清浄国であり、感染者はいませんが(海外渡航者の発症を除く)、多くの国では野生動物から人に感染しています。
また、アライグマ回虫については、日本の野生化個体から発見された報告はありませんが、飼育個体で報告された例があります。もし、アライグマを発見した場合は、近づかずに農林商工課までご連絡ください。
◆アライグマの特徴
・しっぽが輪模様
・目の周りに黒いマスク模様がある
・成体には凶暴な個体も存在する
問合せ:農林商工課林務係
【電話】47-2116(役場2階 窓口13番)
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