昨今の増加する大雨や台風などの風水害、さらに地震は、どこでも発生する可能性のある自然災害です。日ごろの備えや防災情報の入手方法を確認するとともに、町と地域の皆さんが協力し、防災体制を整えることで、被害を軽減することができます。
災害は突然起こります。ペットを飼っている方が避難する際には、ペットと一緒に安全に避難すること(同行避難)が基本です。避難先では、ペットの世話やペットフードの確保、飼育場所の管理は原則として飼い主の責任で行うことになります。安全に避難し、周りの人に迷惑を掛けず、安心して過ごすためには、日ごろからの心構えと備えが必要です。
◆災害時の3つの助け
一人一人が「自分の命は自分で守る」「自分たちの地域は自分たちで守る」という意識を持ちましょう。
(1)自助 一人一人が自分の安全を守る
(2)共助 地域や身近にいる隣近所が助け合う
(3)公助 国や町、消防などの行政機関の取り組み
◆地域を守る自主防災組織
自主防災組織は、災害から自分たちの地域は自分たちで守るという「地域ぐるみの協力体制」のことをいいます。災害時は、役場などの防災機関と連携して、情報収集や避難の誘導、避難所の運営などを行います。
また、平常時は防災知識の普及や防災訓練を実施するなど、いざという時に備えます。
町では現在、7町内会、2実践会で組織が設立され、自主防災の意識を高めています。また、一部の地域では、年に一度、災害を想定した避難訓練を実施しており、緊急時に備える動きが進んでいます。
他の自治会でも地域住民が協力して避難できるように自主防災組織を立ち上げ、自分たちの手で地域の安全安心を守りましょう。
◆9月1日「防災の日」 防災の大切さを再確認しましょう
住民の皆さんがとるべき行動は、内閣府の「避難情報に関するガイドライン」に沿って町や気象庁などから発表される防災情報を用いて、下表のとおり5段階の警戒レベルで明記しています。
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