今月から、歯の健康が体に与える様々な影響をシリーズでお届けします。
今回は「歯周病と糖尿病の関係性」について説明します。
■意外と知られていない!?歯周病と糖尿病の関係性
歯周病は口だけの問題ではなく全身の健康状態に影響を及ぼします。その中でも歯周病と関連がもっとも強いとされているのが糖尿病です。
・歯周病になると炎症物質によって血糖コントロールを行うインスリンの働きを妨げてしまいます。
・糖尿病になると高血糖状態になり、免疫力の低下につながります。
その結果細菌に感染、増殖し、歯周病が悪化します。
このように歯周病と糖尿病は相互に影響を及ぼしています。
■口腔ケアで歯周病、糖尿病を予防
歯周病と糖尿病は悪影響を及ぼし合う一方で適切な歯磨きを行い、歯周病の治療を受けることで血糖値が改善されることがあります。ご自身で行うセルフケアだけでなく定期的に歯科医院を受診することで自分では気づけない口腔のトラブルを早期発見し予防することができます。
豊頃町歯科診療所では一年に一回町の助成で歯科健診を受けることができます。
歯科健診・フッ素塗布:1歳~17歳 無料
後期高齢者歯科健診:75歳以上 無料
成人歯科健診:18~74歳 200円
妊婦歯科健診:母子手帳交付を受けた方 無料
歯科健診は継続的に受けることで口の状態を清潔に保つことができる為、2回目以降は自己負担になってしまいますが、一年に2~3回の歯科健診の受診をおすすめします。
痛くないからと放置をするのではなく、まずは自分の口の中の状態を知ることから始めてみてはいかがしょうか。
電話予約:豊頃町歯科診療所【電話】574-2531
問合せ:役場福祉課健康係
【電話】574-2214
<この記事についてアンケートにご協力ください。>