10月15日から31日までは秋の火災予防運動期間です。この期間は暖房器具等の火気の使用も増えることから、火災が発生しやすい時季を迎えるに当たり、いま一度、次の点に注意しましょう。
◆暖房器具火災を防ぐためのポイント
電気ストーブ、石油ストーブ等の暖房器具を原因とする火災は、少しの注意で防げるものがほとんどです。必ず取り扱い説明書を読むとともに、次のポイントに注意して、火災から身を守りましょう。
(1)寝る前には必ずスイッチを切りましょう。
(2)カーテンなどの燃えやすい物の近くや、物が落下する恐れのある場所では使わないようにしましょう。
(3)周囲の燃えやすい物は整理整頓し、ストーブから1m以上は離しましょう。
(4)暖房器具の上に洗濯物を干さないようにしましょう。
(5)石油ストーブに給油するときは、必ず火を消しましょう。
(6)給油後はカートリッジタンクの給油口蓋をしっかり閉め、灯油がこぼれないことを確認してから本体にセットしましょう。
◆住宅用火災警報器は設置から10年を目安に交換しましょう!
住宅用火災警報器は、火災の煙を自動的に感知して、火災の発生を警報音や音声で知らせてくれるもので、いち早く火災の発生を知らせて逃げ遅れを防ぎ、あなたやあなたの家族の命と財産を守るために大変有効な機器です。
住宅用火災警報器の設置が義務化されてからおおむね10年が経過しました。
古くなるとセンサー等の性能劣化や電池切れなどで火災を感知しなくなることがありますので、設置から10年を目安に交換してください。交換時に「設置年月日」を記入すると、次回の交換する目安が分かりやすくなります。
また、足寄消防署では住宅用火災警報器について、点検・交換・訪問の業務を実施していません。消防職員を装い不当に高額な価格で住宅用火災警報器を売りつける悪質な訪問販売業者には十分気を付けてください。
少しでも不審に思った場合は、安易に契約を行わないようお願いします。
詳細:足寄消防署予防担当
【電話】25-2619
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