◆町有林における森林吸収源「カーボンオフセット」について紹介します
カーボンオフセットとは、CO2をはじめとする温室効果ガス(カーボン)の削減努力をした上で、どうしても減らせない排出量について、他の団体等が削減した分をクレジットとして購入することで埋め合わせる(オフセット)ことをいいます。ここでいうクレジットとは、地球温暖化対策の手段として国が定めた制度の下で、排出や削減したCO2に与えた経済的な価値のことです。企業等がそれを売買することにより、CO2の削減が進むことが期待できます。
本町は、平成20年に他地域に先駆けて、下川町、滝上町、美幌町とともに4町で連携し、森林バイオマス吸収量活用推進協議会を設立しました。翌21年からは、間伐促進型プロジェクトの第1号認定を受けクレジットを販売しています。このプロジェクトの内容は、4町合わせて2195haの森林を対象として、間伐を適正に行う森林経営活動によりCO2吸収量を増大させる事業で、クレジットの発行量は現在、2万6811トンとなっています。
地球温暖化対策としてCO2吸収源対策への期待が高まる中、これからも本町の豊かな森林資源を有効に活用する取り組みを進めていきます。
※詳細は本紙P.18をご覧ください。
・J-クレジット制度
・北海道森林バイオマス吸収量活用推進協議会
※QRコードは本紙P.18をご覧ください。
詳細:
・役場経済課商工観光・エネルギー担当
【電話】28-3863
・役場経済課林業振興担当
【電話】28-3862
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