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自治体の皆さまへ

たくさんの薬を飲んでいませんか?

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北海道足寄町

◆~「ポリファーマシー」について~
ポリファーマシーとは「P0ly(多くの)」+「Pharmacy(調剤)」の造語で、日本語では〝害のある多剤併用〟のことです。皆さんは、ポリファーマシーがどんな状態で何が問題かご存じですか。
薬を多く服用することの問題点として、飲み間違いや飲み忘れ、患者さんに生じる副作用が挙げられます。しかし、多剤と言っても「何種類以上」という厳密な定義はありません。これは、患者さんの病態や生活環境によっても副作用などの発生リスクが変わってくるためです。
あくまで目安として、国内では薬物有害事象の発現頻度が6種類以上で上昇するという報告があります。また、高齢者の4人に1人が5種類以上の薬を処方されているという調査結果があり、ポリファーマシーは特に高齢者の方に注意してほしい問題です。

◇医師や薬剤師に相談を
「何種類も薬を飲むのは危ない」と勝手に処方されている薬をやめてしまってはいけません。治療に6種類以上の薬剤が必要な場合もあれば、5種類以下で問題が生じることもあるからです。薬を飲んで「何か変だ」と感じたら医師・薬剤師に相談しましょう。
医師、薬剤師に相談するときは、服用している薬の情報は全て伝えましょう。薬以外に健康食品やサプリメントを使用している場合は、その情報も伝えてください。「お薬手帳」を使っている方は持参すると便利です。

◇「お薬手帳」は1冊に!
薬局に行くたび「お薬手帳」を忘れてしまい、新しい手帳が増えている方はいませんか。お薬手帳が複数あると正確な治療歴が把握できなかったり、確認に手間がかかったりします。
複数の医療機関を受診することで同じ内容の薬を処方されている方が多くいます。一方の医療機関では適量でも、他の医療機関で同じ内容を処方されると思わぬ副作用が出ることもあります。「お薬手帳」を何冊かお持ちの方は、まとめてみましょう。

「お薬手帳は1冊に!」

詳細:役場住民課保険担当
【電話】28-3857

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