■森林環境税と森林環境譲与税とは?
温室効果ガス排出削減目標の達成や災害防止等を図るための森林整備等に必要な地方財源を安定的に確保する観点から、国は2019年(平成31)年4月1日から森林環境税および森林環境譲与税を創設しました。
■森林環境税と森林環境譲与税の仕組みは?
・「森林環境税」は、国税として、2024(令和6)年度から、対象者1人当たり年額1,000円の賦課徴収を始めています。
・「森林環境譲与税」は、国税として徴収した「森林環境税」を市町村の森林整備等の財源として、2019(令和元)年度から譲与されています。
・市では、国から譲与を受けた森林環境譲与税について、基金を設置して活用を図っています。
◇森林環境税と森林環境譲与税の仕組み
出典:林野庁ホームページ掲載 資料「森林を活かすしくみ」より加工して作成
◎詳しくはホームページをチェック!
「釧路市 森林環境譲与税」で検索
◇森林環境譲与税の市への譲与額と活用額
■市における森林環境譲与税を活用した主な取り組み
市内の私有林(民間所有の森林)の整備促進、森林整備を担う人材の育成や担い手の確保、森林整備により産出される木材の利用促進などを通じて、森林の整備が促進されるよう活用しています。
◇私有林の森林整備への支援
・間伐の実施
・高性能林業機械の導入
◇人材育成・担い手の確保
・林業事業体向け研修会
・就職ガイダンスへの出展
◇木材利用・普及啓発
・地域材を活用した製品開発
・木工教室の開催
その他、市役所1階ロビー、昇雲台斎場待合室(今年度予定)への木製備品導入など
■くしろ木づなフェスティバル2024を開催します
開催テーマ「森と共にくしろの未来~つなげる「木づな」15周年~」
日時:10月26日(土) 午前10時~午後4時、27日(日) 午前10時~午後3時
場所:観光国際交流センター(幸町3-3)
釧路地域における林業事業体や森林組合・製材工場・設計事務所・工務店などの林業・木材産業関連企業や団体が力を結集し、釧路森林資源活用円卓会議としては第3回目となる「くしろ木づなフェスティバル」を開催します。
普段は森林内でしか見ることができない林業機械の実演や展示、世界レベルのチェーンソーアーティストが来釧し作品を制作する他、木工体験や木育広場、ステージイベントなど、大人から子どもまで楽しめる木にまつわる内容が盛りだくさんの2日間です。ぜひご来場いただき、木を見て、木に触れて、木の良さを感じてみませんか?
◎この取り組みにも森林環境譲与税を活用します
事務局:市役所農林課内
詳しくはこちら「くしろ木づなフェスティバル」で検索
問合先:
森林環境譲与税(税の徴収)に関すること…市役所市民税課市民税係【電話】31-4514
森林環境譲与税(使い道)に関すること…市役所農林課農林振興係【電話】31-2552
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