■明るく豊かな暮らしを守るまちづくり
▽美しい景観と暮らしやすい生活環境の融合
老朽化した住宅団地の建て替え事業では、昨年に続いて「わかば団地」E棟の整備を進めます。
既存住宅の長寿命化工事では「第2みどり団地」の外部等修繕工事を実施し、良好な住環境の整備に努めます。
宅地分譲では、雨竜町定住促進団地残り4区画の早期売却を図るため、新たに子育て世帯の転入と省エネ住宅を促進する「こどもエコすまいる支援制度」を新設し、雨竜町土地開発公社と連携のもと、各種定住促進関係施策のPRを強化して町内外からの定住促進に努めてまいります。
農業集落排水事業では、老朽化した満寿地区汚水処理場の機器の更新工事を進め、良好な施設管理に努めるとともに、西空知広域水道企業団と連携し、上下水道使用料のコンビニ収納を開始して、利便性の向上に努めてまいります。
廃棄物の適正処理と環境衛生の向上については、関係機関と連携し、不法投棄の監視や啓発活動を進めるとともに、雨竜町廃棄物処理基本計画に基づき、廃棄物処理を適切に進めてまいります。
石狩川緑帯整備事業については、堤内の不要木を伐採し、良好な環境となるよう整備してまいります。
▽安心・安全な暮らしの提供
防災・減災対策では、平成21年に整備した防災行政無線を更新するとともに、防災訓練の実施と防災用備蓄品の充実を図り、常日頃から災害に備え万全な体制を整えてまいります。
また、滝川地区広域消防事務組合江竜支署のタンク車の更新を進めます。
交通安全対策については、交通事故死ゼロ1000日を目標に掲げ、関係機関とより一層の連携を図るほか、地域の老朽化した交通安全灯の修繕に対し補助を実施するなど、交通事故の抑止に努めてまいります。
また、近年多発している高齢者による交通事故の防止対策として、高齢者運転免許証返納サポート事業により、自主的な免許証返納を呼び掛けてまいります。
生活交通手段の確保対策では、雨竜町地域公共交通活性化推進協議会等の意見も参考とし、深川滝川線路線バスを存続するための対策を進めるとともに、タクシー利用券の配布枚数を増やし、町外への利用範囲を拡大しています。更に利用者への利便性に配慮した事業を展開してまいります。
道路管理については、計画的な維持補修工事を実施し、冬期間においても的確な除排雪作業を行い安心安全な道路環境の確保に努めてまいります。
買い物支援対策では、雨竜町商業振興対策協議会の議論をもとに買い物バスの運行を継続してまいります。
▽健やかに暮らし続けることができる環境の整備
健康づくり・疾病予防・介護予防対策については、第3期データヘルス計画及び第4期特定健康診査等実施計画に基づき、健康寿命の延伸を目指して疾病の早期発見と重症化予防対策を主眼に、各種健診・健康教育・相談事業・訪問事業等を継続し推進してまいります。
各種がん検診、国保特定健診及び歯科健診については、自己負担の無料化を継続するとともに、定期的な受診を勧奨し、若い時期から健康管理に役立てるよう周知に努めてまいります。
また、感染症予防対策については、インフルエンザ予防接種費用助成の単価を引き上げ、接種を希望する町民がさらに安心できる制度にしてまいります。
国民健康保険事業については、引き続き北海道国民健康保険運営方針を基に空知中部広域連合と連携してまいります。
妊娠・出産・子育て環境については、不妊治療の先進医療に係る経費も拡充して助成、高校生の通院費助成を新たに開始し、保育料の全額助成や、保育園の環境整備充実を図るなど、引続き子育てに優しい環境づくりに努めてまいります。
高齢者福祉については、第9期介護保険事業計画に基づき、生活支援体制整備事業及び認知症初期集中支援事業を継続実施し、高齢者支援サービスの拡充に努めてまいります。
また、いきいき館やパークゴルフ場については、利用者が快適な環境のなかで施設利用ができるよう環境整備を図ってまいります。
障がい者福祉については、障害者総合支援法及び第7期雨竜町障害福祉計画、第3期雨竜町障害児福祉計画に基づき、利用者にとって総合的かつ適切にサービスが提供されるよう支援してまいります。
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