青少年だより かけ橋通信

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令和5年度は、新型コロナウイルス感染症予防に対する行動制限が撤廃され、少しずつではありますが、子どもたちが積極的に活動できる機会が増えてきた年となりました。
まだまだ感染拡大の不安が続く状況ではありますが、子どもたちが痛ましい事故や事件に巻き込まれることなく、健やかに成長することを願って、家庭、学校、地域みんなで子どもたちを見守り、大切に育てていきましょう。

■不審者・防犯
令和4年度は不審者だけではなく、変質者(下半身露出など)も複数件発生するようになり、過去に類をみない発生件数となりました。
しかし今年度は、町のさまざまな取り組みや、警察とのスピーディーな連携により、少しずつ落ち着きを取り戻すことができました。
今後防犯パトロールや登下校時の子どもの見守り活動の取り組みを徹底し、地域ぐるみで不審者や犯罪から子どもたちを守りましょう。

■交通安全
北海道の小学生の交通事故による死傷者数は、年々減少傾向にありますが、小学校低学年の事故は、依然として全体の約7割を占めており、学校に慣れ始めた5月ころになると、1年生の登下校における歩行中の事故が増える傾向があります。特に低学年の子どもたちには、日頃から交通安全の基本的なルールを繰り返し教えましょう。

■ネットトラブル
近年増え続ける子どもたちを巻き込んださまざまなネットトラブルに対する対策として、町では家庭内でのルールづくりやフィルタリング設定を呼びかけています。
親子相互の認識にずれがないよう、しっかりと確認し合い、取り組んでいきましょう。

■非行防止
子どもたちのライフスタイルや興味関心が時代とともに変化し、昔のように深夜に遊び歩いたり、補導されたりするようなことは少なくなってきました。
しかしその一方で、非行のパターンはより複雑化しています。日頃から規範意識を高め、温かい家庭環境と地域社会を築きましょう。