文字サイズ
自治体の皆さまへ

【健康情報】『がん』について知っておきたいこと

34/43

北海道音更町

毎年10月は、厚生労働省が定めた「がん検診受診率向上に向けた集中キャンペーン月間」です。
定期的にがん検診を受けていますか?「忙しい」「元気だから」などの理由で受診を控えていると、治療可能ながんを見過ごしてしまう危険があります。ぜひこの機会に、がんについて考えてみましょう。

◆がんは誰でもなるの?
現在、2人に1人は一生のうちに何らかのがんにかかると言われており、とても身近な病気です。音更町では3人に1人ががんで亡くなっています。

▽町の死因

▽町のがん部位別死亡順位

(出典:人口動態調査H30~R3累計)

◆がんの予防
がんは、生活習慣・生活環境を見直すことで発症リスクを減らすことができます。そのため、生活習慣の改善と合わせて、がん検診を受けることが大切です。
どのがんでも、初期の段階ではほとんど自覚症状がありません。気付かないうちにがんが進行し、自覚症状が現れたときには、命の危険にさらされていることも少なくありません。がんと診断された人のうち、早期発見・治療ができた場合の5年生存率は約80~90%と高い割合です。治療が十分に可能な段階でがんを早期発見するために、定期的にがん検診を受けましょう。

▽がんを防ぐための新12か条
(1)たばこを吸わない
(2)他人のたばこの煙を避ける
(3)お酒はほどほどに
(4)バランスのとれた食生活を
(5)塩辛い食品は控えめに
(6)野菜や果物は不足にならないように
(7)適度に運動
(8)適切な体重維持
(9)ウイルスや細菌の感染予防と治療
(10)定期的ながん検診を
(11)身体の異常に気がついたら、すぐに受診を
(12)正しいがん情報でがんを知ることから
※この新12か条は、日本人を対象とした疫学調査や、現時点で妥当な研究方法で明らかとされている証拠を元にまとめられたものです。
(出典:国立がん研究センターがん予防・検診研究センター)

◆がん検診を受ける人へ
がん検診は、「要精密検査(がんの疑いあり)」か「異常なし(がんの疑いなし)」かを調べます。検診は確定診断にはならないため、要精密検査と判定された場合には、必ず精密検査を受ける必要があります。
また、異常なしと判定されても、数年でがんが進行する場合もあるため、継続的にがん検診を受ける必要があります。

▽推奨されるがん検診の受診間隔
胃がん・肺がん・大腸がん:毎年
子宮頸がん・乳がん:2年に1回

問合先:保健センター内健康推進課
【電話】42-2712【FAX】42-2713

<この記事についてアンケートにご協力ください。>

〒107-0052 東京都港区赤坂2丁目9番11号 オリックス赤坂2丁目ビル

市区町村の広報紙をネットやスマホで マイ広報紙

MENU