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【健康情報】歯と口の健康について考えてみませんか

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北海道音更町

~6月4日から10日までは「歯と口の健康週間」です~

自分の好きなものを食べたり、家族や友達と会話を楽しむなど、豊かな生活を送るためには、歯と口の健康が欠かせません。この機会に歯と口の健康について考えてみませんか。

◆歯周病とは
歯周病は、歯と歯ぐき(歯肉)の隙間にプラーク(細菌の塊)がたまり、炎症がおきる病気です。進行すると、歯を支える骨を溶かし、歯が抜けてしまいます。
「歯が痛くないから大丈夫」「歯が抜けていないから大丈夫」と思ってはいませんか。
初期の歯周病は症状や痛みがないことが多く、気付いた時には、歯周病になっている可能性があります。音更町歯周病検診の結果を見ても、歯周病の診断基準となる「4ミリ以上の歯周ポケットを有する人」の割合が77%と、多くの人が基準を超える結果となりました。

◆歯周病は全身にも影響を及ぼす
歯周病は口の中だけに留まらず、全身の健康にも影響することが分かっています。歯周病で作られる炎症性物質は、血液を通り全身に巡ることで、誤嚥性肺炎を引き起こしたり、糖尿病や循環器疾患を悪化させる原因となります。
また、妊婦の歯周病は、早産や低出生体重児のリスクを高めると言われています。

◆歯周病予防のために
○正しいセルフケアを身につけましょう
歯周病を防ぐには、歯と歯肉の隙間にたまっているプラークを除去することが重要です。歯磨きの際には、歯の一本一本を丁寧に細かく磨くことを意識しましょう。
また歯ブラシだけでは歯と歯の隙間に磨き残しが生じやすいので、歯ブラシの後にフロスや歯間ブラシを使用することも重要です。

○歯科検診を受けましょう
国は歯周病検診の受診率目標を95%に設定しています。音更町の健康づくりアンケートでは、過去1年間に歯科検診を受けている人の割合は、49.8%と国の目標には程遠い現状です。
町では、20歳以上の町民と妊婦を対象に、年度内1回に限り、町内の歯科医院で歯周病検診を無料で受けることができます。定期的な歯科検診の受診は、歯科疾患の早期発見や重症化予防だけでなく、ブラッシングなど口腔ケアの指導を受けることができ、セルフケア能力の向上につながります。
毎日の丁寧なセルフケアと年1回の歯周病検診の受診で、健口(こう)で歯(は)ッピーな生活を送りましょう。

問合先:保健センター内健康推進課
【電話】42-2712【FAX】42-2713

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