みんなの保健だより

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■脳梗塞・脳出血を予防しましょう!

▽脳梗塞・脳出血の原因は?
最大の原因は高血圧です。
高血圧が完全に予防できれば、日本人の脳卒中は約半分に減るともいわれています。その他、糖尿病、脂質異常症、喫煙、不整脈(心房細動)などがあります。

▽予防のポイント
多くの場合、生活習慣病が要因です。
生活習慣病が重症化する前にコントロールできれば、脳梗塞・脳出血の予防にもつながります。

(1)特定健診を受診しましょう
特定健診で生活習慣病や心電図の状況を確認しましょう。健診で医療機関受診を勧められた場合は、自覚症状がなくても医療機関を受診することが大切です。

(2)血圧をコントロールしましょう
血圧が高いほどリスクは高まります。普段から血圧を測り、140/90以上の場合、放置せず医療機関に相談しましょう。また、血圧が高くなる前から、減塩を心掛けましょう。

(3)糖尿病、脂質異常症をコントロールしましょう
血糖値やコレステロール、中性脂肪が高い場合、リスクが高まるのでコントロールしましょう。

(4)卒(禁)煙しましょう
喫煙は、動脈硬化を促進させます。5～10年の禁煙で、リスクが低下するといわれています。

(5)心房細動を見逃さないで
心房細動は見逃してはいけない不整脈です。心房細動があると、重症な脳梗塞につながる場合があります。心電図検査で心房細動があったら、早めに医療機関を受診しましょう。

▽脳梗塞・脳出血など脳卒中の代表的な症状
このような症状が出現した場合は、様子を見ず、救急車を呼んで医療機関を受診しましょう。
・片方の手足が動かなくなったり、しびれる
・顔の半分が動かなくなったり、しびれる
・ろれつがまわらなくなったり、言葉をうまく発することができない