●収穫期を迎える前に
アライグマの農作物被害は、すでに町内で発生しています。これからトウキビやブドウの収穫を迎えるので、畑がアライグマにとって魅力的な場所になる前に侵入防止などの対策を始めましょう。
一度、作物の味を覚えると、何としても食べようと畑に執着するようになります。「おいしい経験」をさせないよう、この時期は特に注意が必要です。
●捕獲以外の対策も大切
アライグマが棲みつき、被害を引き起こす主な要因は、「食べ物があること」と「安全な居場所があること」です。左の例のように、気が付かない間に、アライグマにとって都合の良い環境を与えていないでしょうか?
これらの要因が維持されている限りは、捕獲だけで被害を減らすことは困難です。農作物を守るために、捕獲と併せて、作物に近づけない対策(侵入防止)・畑周辺に寄せ付けない対策(環境整備)も講じましょう。
●捕獲・被害防止のカギ
アライグマを寄せ付けない環境づくり
▽居場所を与えない
農地周辺の藪の刈り払いで見通しを確保しましょう
▽侵入させない
電気柵などを設置し農地への侵入を防ぎましょう
・住宅地でも
屋根裏、壁のすき間や床下の換気口などのねぐらになる場所へ侵入させないようすき間をふさぐ
▽餌を与えない
放棄作物、摘果や収穫しない果樹は撤去しましょう
・住宅地でも
ゴミ出しのルールを守り、餌なるものを野外に置かない外に置いたペットの餌も注意
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