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Town’s topics まちの話題(1)

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北海道鹿追町

◆やわらかなハーモニーで開館を祝う 第30回蕪墾祭
神田日勝記念美術館の開館(平成5年6月17日開館)を祝う「第30回蕪墾祭」(同実行委員会主催)が6月15日に同美術館で行われ、木管五重奏団「sora(ソラ)」による演奏会が開かれました。
「sora」は帯広交響楽団に所属するメンバーで構成され、フルート、オーボエ、クラリネット、ホルン、ファゴットという5種類の楽器が織りなす情感豊かな音色が魅力です。
演目は、同館にもゆかりの深いNHK連続テレビ小説「なつぞら」の主題歌「優しいあの子」など全7曲を披露。客席からのアンコールにも応えて、およそ1時間半にわたり72人の来場者を楽しませました。

◆新しい読み方に気づくきっかけに 北海道文学館出前講座
6月23日、北海道大学名誉教授の中村三春さんを講師に招いて「北海道文学館出前講座」が図書館で行われ、12人の読書愛好家が参加しました。
「村上春樹と物語の機能」と題して行われた講座では、作家の思想や人間観から物語の構成や作中の表現方法、登場人物の行動や考え方に与える効果を解説。中でも愛着障害による影響について着目し、実際の小説などの文章を用いて表現の特徴について説明しました。
講座の終わりには参加者同士の交流が行われ、最近読んだ本や好んで読む作家についてなど、読書好きならではの話題で盛り上がりました。

◆これからのステップアップに期待!笹川小学校「ダブルダッチ教室」
6月26日、笹川小学校において「アスリート先生179」の一環で「ダブルダッチ教室」が開かれました。この教室は(公財)日本教育公務員弘済会北海道支部主催で行われ、アスリートを派遣してスポーツ教室などを開催する(一社)Aーbank北海道の協力により実施。講師には日本ダブルダッチ協会公認インストラクターの日髙龍太郎さんらを招き、全校児童20人が指導を受けました。
普段からなわとびに積極的に取り組んでいる笹川小。プロの技に触れた児童たちはさらに技術を高めるべく、縄の回し方や跳び方のコツを直に教わり、熱心に練習に励んでいました。

◆弁天島の社・鳥居を修繕 町技能士会らが奉仕活動
6月29日、町技能士会(上出恵三会長)の会員ら15人が、然別湖に浮かぶ小島・弁天島の社や鳥居の修繕奉仕活動を行いました。
弁天島は大正4年に滋賀県の琵琶湖から分身を受けた弁財天が祭られていて、昭和10年に鳥居が建立されました。通常、弁天島は一般に公開されておらず、年に一度白蛇姫まつりにおいてごく一部の関係者のみ参拝のため上陸できる、神秘の島となっています。
大々的な修繕は約20年ぶり。会員らは、雨風・吹雪などにさらされ劣化が進む社と鳥居に付着したコケや汚れをブラシで落としたあと、ハケと塗料を手にし、心をこめて丁寧に塗装しました。

◆人馬一体でゴールを目指す 春季エンデュランス馬術大会
6月29日〜30日、「2024春季北海道エンデュランス馬術大会」(同実行委員会主催)が鹿追町ライディングパークを発着とする特設コースで開催されました。
エンデュランス馬術競技は、馬の状態に常に気を配りながら長距離を数時間かけて走る競技。同大会では日本馬術連盟競技会公認競技である走行距離80・60・40kmのほか、40・20kmのトレーニングライドの部門に分かれ、全国から計20組の人馬がエントリーしました。
レース当日は天候に恵まれ、汗ばむ陽気となりましたが、参加者たちは林の中や平野などの多彩なコースを愛馬と共に駆け抜けていきました。

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