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身近な世界、つながる未来(1)

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千葉県

海外との往来も増え、ますます身近になる国際社会。日本の空の表玄関 成田空港を有する千葉県では、多くの外国人の方が暮らし、活躍しています。
さまざまな文化や習慣を理解し合い、身近なところから国際交流を深めてみませんか。

■千葉県の外国人の状況
千葉県で暮らす外国人の数は18万人を超え、県人口の2.9%に当たります(令和4年末)。過去10年で外国人の数は1.7倍に増加しており、今後も一層増えていくと推測されます。
県では、国籍や言語、文化、習慣などにかかわらず、全ての県民が共に安心して暮らし、活躍できる多文化共生社会づくりに取り組んでいます。

■多文化共生社会に向けた取り組み
◇日本語教育の推進
外国人県民が地域の一員として暮らしていくには、日本語でのコミュニケーション力を身に付けることが重要です。県では、市町村などによる日本語教室の立ち上げや運営を支援しています。

◇災害時の外国人支援
外国人は日本語の理解が難しいだけでなく、防災知識も不足しているため、災害時には特別の支援が必要です。大規模災害が発生した際には「千葉県災害時多言語支援センター」を設置して、(1)多言語での情報発信、(2)避難所へボランティアの派遣、(3)外国人からの電話相談、などの活動を行います。

◇外国出身の方々との意見交換
県内在住・在学の外国出身の方を「チーバくんグローバルパートナーズ」として任命し、その視点を県政に生かす取り組みを進めています。今年度は、29名の方を任命して、意見交換や県の広報活動を行っていただいています。

◇ボランティア養成講座など
県では、外国人県民の日本語学習の支援や、災害時にサポートを行うボランティアを養成する講座を開催しています。
また、1月下旬には千葉県で暮らす外国出身の方々にもご参加いただき、多文化共生について学ぶ「国際理解セミナー」も予定しています。
「国際 セミナー 統計 千葉県」で検索

■交流広がる!姉妹都市・友好都市
県では、海外との相互理解を深め、グローバルな視点を持った人材を育てるため、姉妹都市・友好都市と幅広く交流を行っています。

◇[姉妹州]ウィスコンシン州(アメリカ)1990年~
アメリカ中西部に位置し、工業・観光産業・酪農業のバランスの取れた州です。
主な交流:ALT(外国語指導助手)の受け入れ、友好使節団の派遣・受け入れ

人口:約590万人
面積:約17万平方キロ(日本の約半分)
知事:トニー・エバーズ州知事

◇[姉妹都市]デュッセルドルフ市(ドイツ)2019年~
ドイツ西部に位置し、ドイツ経済の中心地です。国際空港や国際展示場を有するなど、千葉県との共通点があります。
主な交流:卓球・テニスチームの派遣・受け入れ、イベント・国際見本市への出展

人口:約64万人
面積:約217平方キロ(成田市とほぼ同じ)
市長:シュテファン・ケラー市長

◇[友好都市]桃園(とうえん)市(台湾)2016年~
台湾北部に位置し、台北市に隣接する直轄市。台湾の空の玄関口となる国際空港を有するなど、千葉県との共通点があります。
主な交流:卓球・マラソン選手や高校生などの派遣・受け入れ

人口:約231万人
面積:約1221平方キロ(千葉県の約4分の1)
市長:張善政(ちょうぜんせい)市長

問合せ:県国際課
【電話】043-223-2941【FAX】043-224-2631

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