明るい未来へ だれもが輝く千葉県を目指して
■令和6年度 当初予算の概要
一般会計予算総額:2兆1077億円
令和6年度当初予算は、総合計画における実施計画の最終年度であることから、これまでの成果を踏まえてさらなる充実を図り、将来の千葉県の発展につなげていくための予算としました。
県内経済の活性化、教育・子育て施策の推進、多様性が尊重される社会づくりをはじめ、防災・減災、農林水産業や観光、文化・スポーツなど各分野にわたり施策を確実に実施していきます。
さらに、令和5年度2月補正予算と一体的に執行することで、これらの取り組みを切れ目なく進めていきます。
◆県民一人当たりの歳出額は…33.6万円
総務費:2.1万円
民生費(福祉の充実など):5.8万円
衛生費・環境費(医療の充実、環境保全など):1.4万円
農林水産業費(農林水産業の振興など):0.9万円
商工費・労働費(経済の活性化など):5.7万円
土木費(道路や河川の整備など):2.4万円
警察費(警察活動など):2.4万円
教育費(教育の充実など):6万円
公債費(借入金の返済など):3.7万円
その他:3.1万円
※令和6年3月1日現在の県人口を基に作成
◆危機管理体制の構築と安全の確保 587億5400万円
◇防災・減災対策として、県の防災啓発サイト「じぶん防災」のリニューアルによる情報発信の強化、地震防災戦略の改定に向けた地震被害想定調査、災害ボランティアセンターのICT(※1)ツールの導入支援などを行います。
・防災意識向上に向けた情報発信強化事業(新規)500万円
・地震被害想定調査 6598万円
・災害ボランティアセンター支援事業 1800万円
◇激甚化する災害から県民の生命・財産を守るため、河川の浸水対策や海岸保全施設の整備を進める他、一宮川水系流域などで田んぼダム(※2)の導入支援を行います。
・河川・海岸・砂防事業(令和5年度2月補正と合わせ)456億2506万円
・一宮川流域浸水対策特別緊急事業(令和5年度2月補正と合わせ)108億6790万円
・地域が協働して取り組む田んぼダム導入支援事業(新規)1000万円
◇電話de詐欺の被害防止に向けて、高度なスマートフォンデータ解析ツールを導入して犯罪捜査能力の向上を図ります。また、飲酒運転の根絶に向けた広報啓発の強化、自転車乗車時のヘルメット着用の促進にも取り組みます。
・「電話de詐欺」被害防止広報・啓発等事業(一部新規)1億6868万円
・飲酒運転根絶対策事業(一部新規)2905万円
・自転車乗車用ヘルメット購入補助事業(新規)3900万円
◆未来を支える医療・福祉の充実 393億1800万円
◇地域における在宅医療と介護の連携を強化する他、新たな感染症の発生に対応する体制を整備します。また、動物愛護センターにおける収容動物の譲渡促進、殺処分削減を進めます。
・地域における在宅医療等推進体制強化事業(新規)1億7000万円
・新興感染症対応体制確保・強化事業(新規)8億4000万円
・動物愛護センター収容動物診療等事業(新規)1000万円
◇介護事業者からの業務改善に係る相談窓口を設置するとともに、介護ロボットやICT(※1)導入を支援します。また、重度の強度行動障がい(※3)のある方の一時的な受け入れを行う施設の確保に取り組む他、医療的ケア児(※4)の特別支援学校への通学支援体制を構築します。
・介護事業所における業務改善支援事業(一部新規)3億20万円
・短期入所施設による受入拡大支援事業(新規)4800万円
・医療的ケア児の通学に係る保護者支援モデル事業(新規)2890万円
問合せ:県財政課
【電話】043-223-2072【FAX】043-224-3884
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