◆誰もがその人らしく生きる・分かり合える社会の実現 36億500万円
◇多様性が尊重され誰もが活躍できる社会の実現に向けて、多様性尊重の意義を広く県全体で共有するとともに、県行政のあらゆる分野における施策を推進します。
・多様性尊重に関する普及啓発事業(新規)1000万円
・困難な問題を抱える女性への支援事業(新規)3500万円
・県立高校エレベーター設置事業(新規)3600万円
・外国籍の子供の日本語学習等支援事業(新規)500万円
・LGBTQ(※12)に関する相談事業(新規)133万円
◇フードバンクの活動を推進するため、団体間のネットワーク構築を支援します。また、中核地域生活支援センター(※13)にICT(※1)ツールを導入するなど、福祉に関する相談対応を充実します。
・フードバンク活動支援事業(新規)2600万円
・中核地域生活支援センター関連事業(一部新規)3億7307万円
・AIを活用した福祉相談窓口案内事業(新規)3000万円
◆独自の自然・文化を生かした魅力ある千葉の創造 129億8100万円
◇二地域居住を含めた移住・定住を促すための情報発信や、地域企業と副業を希望する方とのマッチングに取り組みます。また、千葉県誕生150周年記念事業のフィナーレイベントを九十九里浜と勝浦市で実施するなど、県の宝である海の魅力を県内外に発信します。
・移住・定住促進事業 4438万円
・副業人材マッチング支援事業 1860万円
・千葉の海の魅力発信事業 1億8000万円
◇カーボンニュートラルの実現に向けて、家庭および事業者に対する脱炭素化の取り組みへの支援を拡充します。また、ナガエツルノゲイトウなどの外来水生植物について駆除などの対策を強化する他、衛星画像を活用して残土などの不適正な埋め立ての速やかな是正に取り組みます。
・家庭向け脱炭素化促進事業(一部新規)5億2700万円
・事業者向け脱炭素化促進事業(一部新規)11億4000万円
・特定外来水生植物対策事業(一部新規)7億4261万円
・衛星画像を活用した不適正埋立て監視事業(新規)3000万円
◇千葉県誕生150周年を記念した事業を引き続き実施する他、本県ならではの多様で豊かな自然環境や都市機能を取り入れた「ちば文化」を活用した事業の支援、ちばアクアラインマラソン2024の開催など、文化芸術やスポーツの振興を進めます。
・千葉県誕生150周年記念事業の開催 1億7380万円
・「ちば文化」創造・継承事業(新規)2000万円
・ちばアクアラインマラソン開催事業 1億4290万円
◆くらしを豊かにするデジタル技術の効果的な活用(事業費は上記6つに含む)
◇全ての県立の中学校と高校の入試でオンライン手続きを可能にする他、県立図書館の利便性向上のため電子書籍を導入します。また、オンライン手続きや各種相談窓口などの情報を集約したポータルサイトを開設します。
・県立学校の入試手続のオンライン・キャッシュレス化 7150万円
・県立図書館における電子書籍整備事業(新規)4140万円
・DXポータルサイトの開設(新規)450万円
■ことば
(※1)ICT…パソコンやスマートフォンなどの情報通信機器を活用する技術
(※2)田んぼダム…水田の貯水機能を利用し水害を軽減させる取り組み
(※3)強度行動障がい…自傷や他害行為など危険を伴う行動が頻繁に見られ、特別に配慮された支援が必要な状態
(※4)医療的ケア児…たん吸引などの医療的ケアが日常的に必要な子ども
(※5)伴走型支援…支援機関が中小企業などに寄り添った支援を行い、持続的発展を促すこと
(※6)スマート技術…ロボット技術やICT(※1)、人工知能などを活用する技術
(※7)アグリトップランナー…地域農業をリードする農業者
(※8)除却…老朽化した危険な空き家を取り壊すこと
(※9)スクールソーシャルワーカー…福祉機関などと連携し、児童・生徒の問題解決に当たる専門職
(※10)スクール・サポート・スタッフ…授業準備や掲示物作成など、教員の業務を支援するスタッフ
(※11)キャリア教育…一人一人の社会的・職業的自立に向けて必要な能力や態度を育てる教育
(※12)LGBTQ…レズビアン、ゲイ、バイセクシュアル、トランスジェンダー、クイア(またはクエスチョニング)の頭文字を取った言葉で、性的少数者の総称
(※13)中核地域生活支援センター…複合的な課題を抱えた方などの相談を受ける、県が設置する福祉の総合相談窓口
問合せ:県財政課
【電話】043-223-2072【FAX】043-224-3884
「千葉県予算」で検索
<この記事についてアンケートにご協力ください。>