■県立土気(とけ)高等学校
「広い世界への第一歩」
◆多様な文化に触れられる環境
海外に連携校を持つなど国際交流の取り組みが盛んな土気高校では、さまざまな国に関する文化体験や交流会を行っています。各国の伝統工芸・郷土料理作りなどの体験を通して、多様な文化を理解する豊かな心が育まれています。
◆韓紙(ハンジ)で「コッシン」を作ってみよう
7月に実施した韓国文化体験会では、韓国人の講師から歴史や食文化などの講義を受けました。また、伝統工芸も体験。小さなコッシン(花の靴)の型に色鮮やかな「韓紙」を貼り合わせ、伝統的な色遣いを学びました。
体験会に参加した関(せき)さん(3年)に感想を聞くと「毎年の体験会が楽しみ。韓国文化に実際に触れられて良かった」とのこと。また、草宮(くさみや)さん(3年)は「ヨーロッパなど他の地域の国のことも学んでみたい」と話してくれました。
今年度はこの他にも、ウクライナ料理体験会、千葉大学や日本語学校の留学生との交流会などを開催。これからも、世界のさまざまな国への学びを深めていきます。
◇土気高等学校
1983(昭和58)年創立。「明るく・正しく・逞(たくま)しく」の校訓の下、社会で活躍する人材育成に取り組んでいます。近隣の保育所での仕事体験など、地域との連携・交流にも力を入れており、令和7年度には新たに保育基礎コースが設置されます。
問合せ:県立土気高等学校
【電話】043-294-0014
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