今月の表紙は、神置で行われた夷隅小学校と中根小学校の教育ファームの様子です。両校の5年生が、自分たちで田植えをした田んぼで『いすみっこ』の稲刈り体験をしました。
『いすみっこ』は、農薬や化学肥料を使わずに栽培されている有機米で、市内のすべての小中学校の給食で提供されています。
児童たちは、農家の方から農機具の安全な使い方を教わりながら収穫し、刈り取った稲をそれぞれの学校の校庭へ持ち込み、天日干しをしました。
教育ファームは「田んぼと里山と生物多様性」をテーマに展開され、有機稲作体験のほか、里山に住む生き物の調査などを行います。
児童たちが農業に触れることを通じ、食の安全や環境、地域社会について学び、地域を支える力に育ってくれることを願い、実施しています。
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