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自治体の皆さまへ

議会だより 第75号(3)

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千葉県いすみ市

▽今あるものを活かす取り組み〔元吉栄一議員〕
答:積極的に活用し、市の魅力を伝えるツールとして市の活性化に努めていく
元吉議員:マスコットキャラクターの活用による市の活性化について、どのように考えているか伺いたい。
水産商工観光課長:「いすみん」は、平成25年2月に市のマスコットキャラクターとして誕生し、着ぐるみは市内外のイベントにおいて、行政機関、学校、一般企業へ貸し出しを行っています。また、商品ラベルやチラシなどの宣伝用にイラストの利用があり、使用に関しては、いすみ市マスコットキャラクター使用取扱要綱に規定して運用を行っています。
市としては、各地域の特産品を身にまとい、愛くるしく、また、親しみやすい姿をしたキャラクターである「いすみん」を、今後も色々な地域活動や宣伝活動等において積極的に活用し、市の魅力を伝えるツールとして、市の活性化に努めていきたいと思います。

▽市内事業者経済支援の取り組み〔峰島正広議員〕
答:市内事業者の経営継続並びに雇用の継続につながるよう経済支援策について検討していく
峰島議員:物資の価格高騰により市内事業者の経済活動の維持・人材確保などの課題が依然としてあるが、今後の事業者への経済支援をどのように取り組むのか伺いたい。
水産商工観光課長:市では新型コロナウイルス感染症が発生した令和2年度から、市内事業者を対象に感染症予防対策支援事業、テナント賃貸借支援事業、事業者補給金事業、利子補給補助金等、令和4年度まで毎年支援事業を実施してきました。
また、令和5年度には、紛争の影響による原油、LNG等の燃料価格が高騰したため、エネルギー高騰対策支援事業を実施しました。
このように、幅広い事業者支援を行っている自治体は県内においても数少なく、経営継続に大きな効果があったと思います。現在においても燃料及び原材料価格の高騰が続いていることから、社会情勢を注視しながら、市内事業者の経営継続並びに雇用の継続につながるよう経済支援策について検討していきます。

▽空き家活用と空き家を生まない対策〔高原和江議員〕
答:空き家を適正に管理する意識を向上させる取り組みや情報発信など先進地事例を参考に検討していく
高原議員:今年度予定する実態調査の結果を活用し、空き家活用と空き家を生まない対策について進めていく考えはあるか伺いたい。
都市整備課長:実態調査の結果、利活用できる空き家と判定され、意識調査等で所有者が賃貸あるいは売却を希望する場合は、空き家の利活用に関するお知らせや個別相談などを実施し、空き家バンク制度等の情報提供を行いたいと考えています。
空き家を生まない対策についても、実態調査による空き家等の分布状況や老朽危険度判定などの結果を受け、所有者等に早期の段階で「住まいの終活」に着手することを促すことが重要と考えます。
方策としては、相続など諸問題等に対し、専門家による相談会やリフォーム等のセミナーを開催するなどの周知・啓発があげられます。
市としては、空き家所有者に向けて適正に管理する意識を向上させる取り組みや情報発信など、先進地事例を参考に検討していきたいと考えます。

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