安心は一人ひとりの心がけから 事故を防ぐ・事故に備える!(2)

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■事故がないまち・佐倉を目指した取り組み
交通事故防止のためには、市内の交通危険箇所を改善・整備することだけでなく、「私たちの意識を変える」ことが重要です。
交通事故のない佐倉市を目指した取り組みの一部を紹介します。

▽交通安全運動
日頃から安全運転を心掛けていても、認識の誤りや、一時の気の緩みは誰にでもあるものです。
交通安全運動は、交通ルールの遵守と正しい交通マナーの実践を、一時だけでなく習慣づけて、交通事故防止の徹底を目指すため、年4回実施しています。
当市は佐倉警察署や佐倉交通安全協会、佐倉市交通安全母の会、安全運転管理者協議会などと協力して、街頭での啓発を行い、安全運転に対する意識強化を図っています。
今後見かけた際には、自身の交通マナーは正しいか、いま一度考える機会としてください。

▽市内小・中学校での交通安全移動教室
通学などで徒歩・自転車を使用する機会が多い小・中学生を対象とした「交通安全移動教室」を、令和6年度は35回実施しました。
交通安全移動教室では、年齢に応じて理解しておくべき交通ルールやマナーを、警察官が分かりやすく授業を行います。
4月に実施された寺崎小学校での交通安全移動教室では、1年生は歩行者用信号がある横断歩道とない横断歩道での、それぞれの横断方法を、3年生は自転車の乗り方を学びました。
翌朝の登校時には、移動教室で学んだことを踏まえ、しっかりと交通ルールを守って登校する子どもたちの姿が見られました。
特に小学生は、自転車乗車中の事故が全体の3割を占めます。楽しく自転車に乗るために、正しい乗り方を心がけましょう。

▽交通事故の予防には、日頃からの安全への意識が大切です。以下では自転車を例として、正しい乗り方を再確認しましょう!

■あなたは大丈夫?　正しい自転車の乗り方-交通事故に遭わない・起こさないために
生活に身近な乗り物・自転車。大人から子どもまで手軽に乗ることができますが、重大事故の原因になったケースもあります。交通事故に遭わない・事故を起こさないために、あなたはルールを守れていますか?

▽ヘルメットを装着する
令和元年から令和5年までの5年間で自転車事故で亡くなったかたの半数以上が、頭部に致命傷を負っています。自
転車での事故の被害を軽減するため、令和5年4月から、自転車乗車時のヘルメット装着が努力義務となりました。あごひもをしっかり締め、ヘルメットを着用しましょう。

▽ながら運転をしない
「傘を差しながら」、「スマートフォンを操作しながら」、「イヤホンを使用しながら」…このような「ながら運転」は大変危険であり、5万円以下の罰金が科されます。
事故を起こさない・巻き込まれないために、絶対にしないようにしましょう。

▽車道を走行する
自転車は、車道の左側通行が原則です。歩道を走行できるのは、13歳未満の子どもまたは70歳以上のかたなど、一部の例外のみです。右側を通行すると、3か月以下の懲役または5万円以下の罰金が科されます。

▽飲酒運転は厳禁
自転車は車の仲間です。飲酒運転は絶対にしてはいけません。自転車を運転した人はもちろん、自転車に乗る可能性がある人にお酒を勧める、飲酒した人に自転車を貸すなどの行為も、懲役・罰金の対象です。

▽交差点では必ず安全確認
自転車事故の半数以上は、交差点で発生しています。見通しの悪い交差点や、狭い道路から広い道路に出る場合は特に危険です。必ず停止して安全を確認し、通行しましょう。

▽「ちばサイクルール」知っていますか?
千葉県がまとめた自転車ルール「ちばサイクルール」では、自転車に「乗る前のルール」と「乗るときのルール」に分けて、より詳細に説明しています。自転車に乗る前に、二次元コードから確認しましょう!

問合せ：道路維持課
【電話】484-6152

▽市では自転車用ヘルメットの購入補助を行っています!
補助対象：令和6年4月1日以降に購入した、下記の安全認証を受けているヘルメット
・SGマーク
・JCFマーク
・CEマーク※EN1078のみ
・GSマーク
・CPSCマーク※CPSC1203のみ
※詳しくは、本紙をご覧ください。
補助金額：購入費用の2分の1(上限2000円)
※使用者1人につきヘルメット1個かつ1回限り(年齢制限なし)
申請期限：令和7年3月31日(月)　※予算額に達し次第終了
※交付の決定には条件があります。必要書類、申請方法などの詳細はホームページ(右記)をご覧ください
※二次元コードは、本紙をご覧ください。

問合せ：道路維持課
【電話】484-6152

※「-」は環境依存文字のため、置き換えています。正式表記は本紙をご覧ください。