令和5年度においては、第5次佐倉市総合計画に掲げるまちづくりの基本方針である、「ともに支え合い誰もがいきいきと暮らせるまち」、「人と自然が調和した安心して暮らせるまち」、「地域の資源を活かした活力と賑わいのあるまち」、「豊かな心を育み笑顔あふれるまち」、「市民とともに創る多様性のある持続可能なまち」の実現に向けた取り組みを行いました。
また、国からの交付金である地方創生臨時交付金を活用し、市民生活・事業者への支援や物価高騰対策などに係る事業を実施しました。
■主要事業の説明
◆福祉・健康・子育て ともに支え合い誰もがいきいきと暮らせるまち
▽子どもの成長応援臨時給付金支給事業 1億2366万8千円
物価高騰の影響を踏まえ、将来を担う子どもたちが豊かな成長につながる機会を得られるよう、子育て世帯に経済的支援を行う観点から、対象児童1人あたり1万円の給付金を支給しました。
▽子ども医療費助成事業 6億1755万7千円
令和5年11月診療分から対象年齢を高校3年生相当まで拡大し、0歳から高校3年生相当のかたの入院・通院にかかる費用を助成しました。
▽子育て交流センター事業 740万3千円
夢咲くら館に設置した子育て交流センターで、子育て世代の交流の場を提供したほか、無料の託児室(つぼみルーム)の運営を行いました。
◆都市基盤・住環境 人と自然が調和した安心して暮らせるまち
▽地域公共交通対策事業 1億3697万4千円
佐倉市コミュニティバス(5ルート)の運行や、路線バスの継続運行のための助成を行いました。また、地域公共交通計画策定に向けた基礎調査を行いました。
▽生活道路整備事業 3億327万7千円
山王1.-33号線や岩名1-418号線などの舗装補修を行いました。また、宮小路町1-27号線などのカラー舗装化整備を行いました。
▽佐倉城址公園整備事業 1億9196万2千円
菖蒲田渡板改修工事、大手門跡広場整備工事、自由広場整備工事など、佐倉城址公園の施設改修・整備を行いました。
◆産業・観光・文化 地域の資源を活かした活力と賑わいのあるまち
▽企業誘致事業 2億3151万円
市内に新規立地した企業や設備の増設などの再投資を行った企業に対し、企業誘致促進助成金、再投資促進助成金を交付しました。
▽観光イベント事業 8725万4千円
佐倉市民花火大会、チューリップフェスタ、佐倉・時代まつり、佐倉城址のさくらなど、観光イベントを実施しました。
▽美術館企画展事業 2720万8千円
宮西達也展、junaida展 IMAGINARIUM、和田的展を実施しました。
◆教育 豊かな心を育み笑顔あふれるまち
▽部活動地域指導事業 152万4千円
臼井中学校陸上競技部の土日祝日の部活動において、教員ではなく、2人のクラブ指導員による指導を行いました。
▽小学校施設改築・改造事業 4億7374万円
小学校のトイレの洋式化、老朽化した施設・設備の改修・更新、普通教室へ整備した空調設備の維持管理などを行いました。
▽中学校施設改築・改造事業 5億3627万2千円
中学校のトイレの洋式化、老朽化した施設の改修、普通教室へ整備した空調設備の維持管理などを行いました。
◆市民参加・自治体運営 市民とともに創る多様性のある持続可能なまち
▽平和施策事業 103万5千円
佐倉市平和式典の開催や市民団体による平和啓発活動の支援など、恒久平和に向けた施策を行いました。
▽公共施設包括管理事業 1億2950万5千円
市有施設の維持管理・保守点検などについて、一括して委託する公共施設包括管理業務委託を実施しました。
▽コミュニティ環境整備事業 1393万円
地区集会所の新設・修繕などのほか、用地や建物の賃借に対し、自治会にその経費の一部を補助しました。
◆地方創生臨時交付金を活用した事業
▽物価高騰対策臨時給付金支給事業 19億6873万円
住民税非課税世帯や均等割のみ課税世帯などに対し、3万円、7万円など定額の給付金を支給し、子育て世帯には加算分を支給しました。
▽障害福祉施設等物価高騰対策支援金支給事業 1697万1千円
物価高騰の影響を受けながらもサービスの提供に努力している障害福祉施設などに対し、定員規模に応じた支援金を支給しました。
▽介護施設等物価高騰対策支援金支給事業 5384万9千円
物価高騰の影響を受けながらもサービスの提供に努力している介護施設などに対し、定員規模に応じた支援金を支給しました。
▽子どもの成長応援臨時給付金支給事業(市独自給付分) 6350万9千円
県制度の対象とならない未就学児を養育する者に対し、市独自の給付金として対象児童1人あたり1万円を支給しました。
▽公共交通継続支援事業 2281万1千円
公共交通網の維持・継続を図るため、公共交通事業者16者へ事業継続支援金を給付しました。
▽農業生産資材高騰緊急対策事業 1826万6千円
物価高騰の影響による農業生産資材費の値上がり対策として、市内の販売農家へ農業生産資材費の一部(上限20万円)を支援しました。
▽市内中小店舗キャッシュレス推進応援事業 1億9172万8千円
市内の店舗において、キャッシュレス決済を行った消費者に対し、決済金額の一部をポイント還元するキャンペーンを実施しました。
▽第3子以降学校給食費補助事業 6521万5千円
第3子以降の児童生徒の学校給食費について、令和5年度分(8月を除く)の11か月分を補助しました。
▽学校給食物価高騰対策支援事業 1574万3千円
給食食材費の高騰対策として、令和6年1月~3月における小中学校34校の学校給食で使用する米・パンを公費で調達しました。
▽子育て世帯生活支援特別給付金支給事業(市独自給付分) 2050万7千円
国制度の対象とならない児童を養育する者に対し、市独自の給付金として対象児童1人あたり5万円を支給しました。
※令和5 年度の「主要施策の成果の説明書」は図書館、市政資料室でご覧いただけます
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