「やさしい日本語」とは、むずかしい言葉を平易な言葉に言い換えるなどして、伝える相手に配慮したわかりやすい表現のことです。
阪神・淡路大震災(平成7年1月)の際、日本語が十分に理解できないために、避難に必要な情報を受け取れない外国人のかたが多くいたことから、わかりやすく伝える表現が考案されました。
「やさしい日本語」は、「易しい日本語」であると同時に、「優しい日本語」でもあります。話しかける相手を思いやって、やさしい気持ちで話しかけてみましょう。
■「やさしい日本語」に言い換えてみましょう!
普通の日本語 → やさしい日本語
・ご出身はどちら? → どこの国から来ましたか?
・飲食はご遠慮ください → ここで飲むことはできません ここで食べることはできません
・土足厳禁 → 靴を脱いでください
・高台に直ちに避難してください → 高いところに早く逃げてください
■「やさしい日本語」のポイント
▽簡単な言葉を使う
難しい言葉や専門用語は、できる限り使わないように心がけましょう。
ゴミを可燃物、不燃物、資源に分別し、指定日に出してください。
↓
ゴミは分けて出します。燃えるゴミは○曜日、燃えないゴミは○曜日、ビンやカンは○曜日です。
▽曖昧な表現は避け、はっきり伝える
2つの意味を持つ表現は使わないようにしましょう。
結構です。
↓
いりません。
▽文末は「です・ます」調で統一する
尊敬語、謙譲語は使わず、敬語は丁寧語だけにしましょう。
お越しいただく必要はありません。
↓
来なくてもいいです。
▽二重否定を使わない
「~ないわけではない」「~以外は必要ない」などの二重に否定する表現はわかりにくくなります。
在留カード以外は必要ありません。
↓
在留カードを持ってきてください。
■やさしい日本語で情報発信
毎月1回(15日)やさしい日本語で市の情報を発信しています。(佐倉国際交流基金が発行)
問い合わせ :広報課
【電話】484-6101
<この記事についてアンケートにご協力ください。>