市では、魅力的なまちづくりを進めるため、さまざまな事業において、高校等との連携を図っています。
生徒たちと企画段階から連携し、溢れるアイデアと活力を事業に生かすとともに、地域社会の担い手となる若者たちにさまざまな経験を積んでもらう機会を提供しています。
■佐倉高校
▽地域の課題を捉え、自由な発想で解決策を提案!
佐倉高校の生徒たちは、生徒自ら地域の課題を見つけ、地元企業や地域と連携しながら、高校生の自由な発想で課題の解決策を発案する「探求学習」に取り組んでいます。
その中で、廃乾電池・小型家電のリサイクル意識の向上をテーマとする1年生のグループが、資源回収ボックスを制作しました。回収ボックス(佐倉市役所1号館1階に設置)には、お子さんも資源のリサイクルに興味を持てるよう、電池を転がしながら入れられる工夫が施されています。
「より多くのかたに乾電池や小型家電のリサイクルについて関心を持ってもらいたいです!」
■佐倉東高校
▽夢咲くら館の開館式典でファッションショーを開催!
佐倉図書館等新町活性化複合施設「夢咲くら館」の開館式典(令和5年3月4日)では、佐倉東高校服飾デザイン科3年生の皆さんが、ファッションショーを開催。自身で制作したドレスや着物などを披露し、施設の開館に花を添えました。また、市内に工房を構える手描友禅作家・桑原牧子さんを講師に迎え、佐倉城址公園の桜や佐倉ふるさと広場のひまわりなど、佐倉の四季をイメージした友禅染を制作。四季折々の風物詩を題材として佐倉の一年を表現する作品は、夢咲くら館内図書館フロアの絵本・児童書コーナーの書棚に展示されています。
▽オリジナルのスイーツを夢咲くら館で販売!
調理国際科の3年生たちは、佐倉産の野菜や米粉などを使用したスイーツを考案し、夢咲くら館で販売しています。毎月開催される販売会では、毎回数十分で完売するほど大人気です!
購入したかたからは、生徒たちに温かい声がかけられ、パティシエや飲食店の経営者などを目指している生徒たちにとって、とても有意義な経験の場となっています。
「スイーツは、地産地消を意識しました。包装も自分たちでデザインしています!!」
■佐倉南高校
▽若者にとって魅力あるまちづくりのアイデアを発信!
地域と連携し、生徒たちの創造性を育むことを目指すキャリア教育プログラム「さくら咲クリエイションプロジェクト」が今年度からスタートした佐倉南高校。2年生は、「佐倉市を若者にとって魅力的なまちにするためには?」をテーマにさまざまな学習に取り組んでいます。
佐倉産業大博覧会(令和5年11月)では、修学旅行で撮影した写真などを展示したほか、来場者を対象にまちづくりについてのアンケートを実施しました。展示ブースを訪れた西田市長へアンケートの趣旨を説明した生徒は、「佐倉が持つ魅力が廃れることなく、未来の人々につながっていくまちにしていきたい」と話していました。
問合せ:社会教育課
【電話】484-6189
<この記事についてアンケートにご協力ください。>