■「こどもまんなか社会(しゃかい)」を考(かんが)えよう!
「こどもまんなか社会(しゃかい)」という言葉(ことば)を聞(き)いたことがありますか?
未来(みらい)を担(にな)うこどもたちや子育(こそだ)て世代(せだい)をサポートする取組(とりくみ)が、全国(ぜんこく)で始(はじ)まっています。
「こどもまんなか社会(しゃかい)」とは?どうやって実現(じつげん)するの?こどもも、おとなも、一緒(いっしょ)に考(かんが)えてみましょう!
■こどもまんなか社会(しゃかい)とは?
こどもの権利(けんり)が守(まも)られ、健(すこ)やかに成長(せいちょう)することができ、だれもが将来(しょうらい)にわたって幸(しあわ)せに生活(せいかつ)できる社会(しゃかい)のことです。
こどもたちが自分(じぶん)の能力(のうりょく)を生(い)かしたり、希望(きぼう)を叶(かな)えたりすることができる社会(しゃかい)をつくることで、未来(みらい)の担(にな)い手(て)を育(そだ)てることにも繋(つな)がります。
▽memo
令和(れいわ)5年(ねん)12月(がつ)に策定(さくてい)された「こども大綱(たいこう)」では、こどもまんなか社会(しゃかい)を実現(じつげん)するために、「こども・若者(わかもの)を権利(けんり)の主体(しゅたい)として認識(にんしき)し、その多様(たよう)な人格(じんかく)・個性(こせい)を尊重(そんちょう)し、権利(けんり)を保障(ほしょう)し、こども・若者(わかもの)の今(いま)とこれからの最善(さいぜん)の利益(りえき)を図(はか)る」「こどもや若者(わかもの)、子育(こそだ)て当事者(とうじしゃ)の視点(してん)を尊重(そんちょう)し、その意見(いけん)を聴(き)き、対話(たいわ)しながら、ともに進(すす)めていく」などの基本方針(きほんほうしん)を定(さだ)めています。
■こどもまんなか社会(しゃかい)実現(じつげん)のためにできることは?
こどもまんなか社会(しゃかい)を実現(じつげん)するためには、法律(ほうりつ)や制度(せいど)を整(ととの)えるだけではなく、すべての人(ひと)が、こどもを尊重(そんちょう)し、子育(こそだ)てを温(あたた)かくサポートする気持(きも)ちを持(も)つことが大切(たいせつ)です。身近(みぢ)かな例(れい)で、こどもまんなか社会(しゃかい)について考(かんが)えてみましょう!
■こどもの視点(してん)で考(かんが)えてみよう
◆予定(よてい)を決(き)めるとき
父:「明日(あした)は家族(かぞく)で出(で)かけるよ!」
子:「友達(ともだち)と約束(やくそく)したのに…」
↓
▽聞(き)いてみよう!
父:「明日(あした)の休(やす)みは何なにがしたい?」
▽伝(つた)えてみよう!
子:「友達(ともだち)と遊(あそ)ぶ約束(やくそく)をしたの。行(い)ってもいい?」
◆悩(なや)み事(ごと)があるとき
子:「どうしよう…」
母:「元気(げんき)がないみたい…」
↓
▽伝(つた)えてみよう!
子:「お母(かあ)さん、あのね…」
▽聞(き)いてみよう!
母:「どうしたの?」
◆伝(つた)えてみよう!
こどものみなさんの素直(すなお)な気持(きも)ちも、大切(たいせつ)な意見(いけん)です。
我慢(がまん)しないで、伝(つた)えてみましょう。
◆聞(き)いてみよう!
こどもの気持(きも)ちや考(かんが)えを最後(さいご)までしっかりと聞(き)き、一番(いちばん)よい方法(ほうほう)を、こどももおとなも、一緒(いっしょ)に考(かんが)えましょう。
■佐倉市(さくらし)の取(と)り組(く)み
◆「赤(あか)ちゃんの駅(えき)」拡大中(かくだいちゅう)!
乳幼児(にゅうようじ)を連(つ)れたママやパパが、安心(あんしん)して外出(がいしゅつ)を楽(たの)しめる環境(かんきょう)を整備(せいび)するため、授乳(じゅにゅう)やおむつ替(が)えなどができる施設(しせつ)を「赤(あか)ちゃんの駅(えき)」として登録(とうろく)する取(と)り組(く)みを実施(じっし)しています。
現在(げんざい)、市内(しない)では公共施設(こうきょうしせつ)を中心(ちゅうしん)に26か所(しょ)の登録(とうろく)があります(5月(がつ)1日(にち)現在(げんざい))。今後(こんご)は、スーパーや病院(びょういん)などの民間施設(みんかんしせつ)にもご協力(きょうりょく)いただき、赤(あか)ちゃんの駅(えき)をさらに広(ひろ)め、子育(こそだ)て世代(せだい)の利便性(りべんせい)アップに努(つと)めていきます。
◆WE(ウィー)ラブ赤(あか)ちゃんプロジェクト
ママ、パパ、赤(あか)ちゃんを地域(ちいき)ぐるみで温(あたた)かく見守(みまも)る、WE(ウィー)ラブ赤(あか)ちゃんプロジェクト。「泣(な)いてもいいよ」の気持(きも)ちを表(あら)わすステッカーなどのグッズを配布(はいふ)し、プロジェクトの輪(わ)を広(ひろ)げています。
▽佐倉高校(さくらこうこう)の生徒(せいと)が動画(どうが)を作成(さくせい)しました!佐倉高校((さくらこうこう))「親子(おやこ)の笑顔(えがお)守(まも)り隊(たい)」メンバーが、プロジェクトを研究(けんきゅう)し、出演(しゅつえん)・撮影(さつえい)・編集(へんしゅう)した動画(どうが)を公開中(こうかいちゅう)です。
高校生(こうこうせい)が考(かんが)える、「子育(こそだ)てに優(やさし)いまちづくり」のアイデアが詰(つ)まった動画(どうが)をぜひご覧(らん)ください。
※動画(どうが)はYouTubeから
※二次元(にじげん)コードは、本紙(ほんし)をご覧(らん)ください。
※今回(こんかい)の特集(とくしゅう)は、お子(こ)さんにも読(よ)みやすいよう、ふりがなを付(つ)け、イラストで身近(みぢか)な例(れい)を挙(あ)げています。ぜひ、周(まわ)りのお子(こ)さんにも見(み)せてあげてください。
問合せ:こども政策課(せいさくか)
【電話】484-6139
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