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自治体の皆さまへ

楽しみながら災害対策をしよう! 自宅でできる防災キャンプ

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千葉県佐倉市

■「防災キャンプ」にチャレンジしてみよう!
毎年9月1日は「防災の日」です。
災害はいつ起こるかわかりません。だからこそ、普段からの災害対策が大切です。
家庭でできる災害対策には、避難所の確認や食料の備蓄などさまざまなものがありますが、今回は、身近にあるものを使って楽しくできる災害対策「防災キャンプ」を紹介します。いざというときに役立つ知識を、実践を通して学んでみませんか?

※今回の特集では、いつ起こるかわからない災害に対して、簡単に防災の知識やスキルを身につけられる「防災キャンプ」を紹介します。

■災害時に役立つ知識を学ぶ、それが「防災キャンプ」です!
災害時には、私たちが普段当たり前のように使っている電気、ガス、水道といったライフラインや、さまざまな道具などが使えなくなることが予想されます。
防災キャンプは、そのような状況に対応するためのいろいろな知恵と工夫が盛り込まれています。また、特別な道具がなくても、自宅にあるものを利用して体験できるのも大きな特徴です。
楽しみながら災害時に役立つ知識を身につけられる防災キャンプ。今回は特に役立つものを3つ紹介します。ぜひチャレンジしてみてください!

◆ペットボトルやビニール袋で照明づくり
災害時は停電が想定されます。夜間や暗い室内では、照明の確保が重要となります。懐中電灯などの上に水を入れたペットボトルを置いたり、ビニール袋を被せたり、少しの工夫をすることで光の範囲が広がります。

▽必要なもの
・懐中電灯
・ペットボトルまたはビニール袋
「懐中電灯のみだと少し暗いですが…」
「少しの工夫で光の範囲が広がります!」

◆水を使わない簡易トイレ
トイレはどのような状況下でも欠かせない機能の一つですが、災害時の停電や断水により、自宅などのトイレが使えなくなることが想定されます。さらに、排泄物などの処理が不十分な状況であれば、衛生上の問題も発生します。そこで、段ボールなどを活用した、簡単で衛生面でも安全な簡易トイレを紹介します。

▽必要なもの
・段ボール2箱
・新聞紙
・ビニール袋
・ガムテープ
・カッター

(1) 段ボール[1]を潰し、蓋と底面を折ってガムテープで固定する
※裏面も同様
(2) (1)を広げ、赤線部分(短い辺)を切る
(3) 切った段ボール[1]を段ボール[2]の中に入れ、赤線部分を切る。
(4) 短い辺の1箇所を内側に折り込み、その他の3箇所を閉じ、ガムテープで固定する。
(5) ビニール袋を敷き、丸めた新聞紙を入れて完成!
※凝固剤の使用を推奨しています
※使用後は袋を結んで交換し、そのときの状況に合わせて適切に捨てましょう

■ポリ袋と水でできるかんたんクッキング
災害時は、慣れない避難生活やライフラインの制限などが原因でストレスを受けやすくなるため、リラックス効果のあるあたたかい食事や、栄養豊富な食材が大切です。災害時の限られた環境でも、工夫次第で普段食べている食事と同じくらいおいしくつくれます。

◆切り干し大根とツナ缶のサラダ(1人前)
切り干し大根…8g
乾燥わかめ…1g
水…大さじ1
ツナ缶…3分の1
缶マヨネーズ…小さじ1
おろししょうが…少々
白ごま…小さじ2分の1

(1) ポリ袋に切り干し大根、乾燥わかめ、水を入れ、よくもむ。
(2) (1)の袋にツナ缶、マヨネーズ、おろししょうがを加え、よくもむ。
(3) 白ごまを加え、混ぜ合わせる。
「缶詰や乾物は常温で保存期間が長く、災害時に不足しがちなたんぱく質やビタミンなどを摂ることができます。」

◆高野豆腐マーボー(1人前)
高野豆腐(一口サイズ)…6個
水…80ml
麻婆豆腐の素(レトルト)…3分の1袋

(1) ポリ袋に、高野豆腐、水、麻婆豆腐の素を入れ、中の空気を抜いて上の方をしっかりと縛る。
(2) 鍋にお湯を沸かしてお皿を敷き、5分ほど加熱する。

「・鍋底にお皿を敷き、ポリ袋が触れないようにしましょう。
・耐熱性のあるポリ袋を使用しましょう。」
「他にも、災害時に簡単につくれるメニューを市ホームページ(左記)で紹介しています。」
※二次元コードは、本紙をご覧ください。

問合せ:南部保健センター
【電話】483-2812

■じょうずにできるかな?子どもたちが調理にチャレンジ!
7月30日に根郷公民館で開催された「防災デイキャンプ」では、子どもたちが『切り干し大根とツナ缶のサラダ』などの調理にチャレンジし、調理後には、「自宅でも作ってみたい」という声が聞かれました。みなさんも家族や友だちと楽しくつくってみませんか?

▽カセットコンロとカセットボンベは調理に役立ちます!
ガスが止まった場合、調理やお湯を沸かす場面で、カセットコンロが役立ちます。軽くて持ち運びもできるので、右記の注意点を確認し、カセットボンベと合わせて備えておきましょう。
・複数台並べたり、近くに物を置いたりしない
・コンロを覆う大きい鍋などは使わない
・カセットボンベは正しく装着する
・室温や気温が高い場所で保管しない
・定められている使用期限、交換時期を守る

▽『さくら動画配信』でも防災キャンプについて紹介しています
佐倉市の公式YouTubeチャンネル『さくら動画配信』でも、非常食を災害時でもおいしく調理できる方法など、防災キャンプについて紹介しています。
・『防災キャンプ~楽しみながら実践しよう~』
※二次元コードは、本紙をご覧ください。

問合せ:広報課
【電話】484-6206

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問合せ:危機管理課
【電話】484-6131

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