令和4年度決算を公表

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本市の財政状況を知っていただくため、令和5年9月市議会定例会で認定された令和4年度決算のうち、市政運営の基本的な経費を計上する一般会計の状況を中心にお知らせします。

■一般会計
令和4年度の歳入総額は、275億7787万5千円、歳出総額は260億6722万6千円で、歳入歳出の差引総額は15億1064万8千円となりました。
この中には令和5年度に繰り越した事業費に充てる財源9771万7千円が含まれています。これを差し引いた実質収支は14億1293万1千円となりました。

《歳入》
歳入のうち、主な増減要因として、自主財源では、市税が、新型コロナウイルス感染症の影響による減収から回復に向かい、前年度比2億7068万2千円(3.8%)、繰入金が、一般財源の増加に伴う財政調整基金繰入金などの増加により、前年度比2億6768万1千円(90.7%)、繰越金が、新型コロナウイルス感染症対策に係る国庫支出金の影響により、前年度比2億4925万4千円(47.8%)増加となりました。
また、依存財源では、国庫支出金が、新型コロナウイルス感染症対策に係る交付金の影響により、前年度比4億3650万3千円(6.2%)、県支出金が、前年度比1億6447万8千円(9.2%)減少となりました。一方で、地方交付税が、臨時財政対策債の発行額抑制に伴う交付額増額により、前年度比1億5101万3千円(3.3%)、市債が、ごみ焼却施設基幹的設備改良事業の影響により、前年度比9億830万円(51.9%)増加となりました。
全体としては自主財源・依存財源ともに増加し、なかでもごみ焼却施設基幹的設備改良事業に係る衛生債発行の影響が大きく、歳入総額は、前年度比12億4471万1千円(4.7%)の増加となりました。
なお、歳入全体に占める自主財源の割合は35.7%、依存財源の割合は64.3%となりました。

《歳出》
歳出のうち、主な増減要因として、民生費が、臨時特別給付金の影響により、前年度比5億2946万8千円(4.6%)、農林水産業費が、前年度比2億3834万6千円(46.5%)、土木費が、前年度比2億1892万1千円(11.3%)の減少となりました。また、総務費が、庁舎等照明設備更新工事などの影響により、前年度比2億2789万3千円(11.9%)、衛生費が、ごみ焼却施設基幹的設備改良事業の影響により、前年度比13億6523万4千円(46.2%)、教育費が、中学校体育館やスポーツプラザの施設改修工事費の影響により、前年度比4億4445万6千円(19.2%)の増加となりました。
全体としてはごみ焼却施設基幹的設備改良事業の影響が大きく、歳出総額は、前年度比11億469万4千円(4.4%)の増加となりました。

●一般会計の決算額
単位：千円

●特別会計
特別会計とは、国民健康保険や介護保険などの特定の事業を行うための会計と、水道や下水道事業など法律により独立採算を原則とする会計をいいます。
特別会計における決算の状況は、下表のとおりです。

▽特別会計の歳出決算額など

●基金残高の状況
基金には、特定の目的のために財産を維持し、資金を積み立てるものと、特定の目的のために定額の資金を運用するものとがあります。
主な基金の令和4年度末の残高状況は、下表のとおりです。

▽主な基金の残高状況

●都市計画税の使途
都市計画税は、地方税法第702条の規定により、都市計画法に基づいて行う都市計画事業や、土地区画整理法に基づいて行う土地区画整理事業に要する費用に充てています。
令和4年度の都市計画税の使途は下表のとおりです。

▽都市計画税の使途状況

●地方消費税交付金(社会保障財源化分)の使途
令和4年度の地方消費税交付金(社会保障財源化分)の使途は、下表のとおりです。

▽地方消費税交付金(社会保障財源化分)の使途状況

問合せ：財政課
【電話】443-1117