■親子の心のつながり
親子のふれあいを通した心のつながりが、子どもの「安心して外の世界を冒険しよう」という意欲や将来の「他人との関係づくり」の土台を育みます。
■乳幼児期のふれあい
子どもの発達において「愛着形成」が重要であることを耳にしたことがある人も多いでしょう。愛着形成のためには、3歳までの乳幼児期が大切であると言われています。
■愛着形成とは?
『乳幼児と特定の養育者(親や保育者)との間に形成される情緒的な結びつき』を愛着といい、アタッチメントとも呼ばれます。
赤ちゃんや子どもから養育者に対する働きかけとその働きかけへの養育者の応え方が相互に作用し、両者間に情緒的な結びつきがつくられていきます。これを愛着形成と呼びます。
■基本的信頼感の獲得
赤ちゃんが行う様々な要求を、養育者が喜びを持ってかなえてあげることで「自分は受け入れられて愛されている」「自分のいる世界は安心していられる場所である」という感覚を持つことができます。こうした感覚を「基本的信頼感」といいます。
乳幼児期に愛着形成をする中で、この「基本的信頼感」を得ることが、豊かな心の成長のためにとても大切です。その子の心の安定の基盤となり、成人期の健康にも大きく影響します。
■親子のふれあいの中で
・目と目で向き合う事
・手と手で触れあう事
・子どもに微笑む事
まずはこの3つから始めてみましょう!
参考文献:
「子どもへのまなざし」
「はじまりは愛着から」
佐々木正美 著
問合せ:子ども教育課
【電話】46-2966
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