文字サイズ
自治体の皆さまへ

認知症になっても自分らしく暮らせる地域へ

7/31

千葉県南房総市

■認知症はどんな病気?
認知症とは、記憶力や判断力の低下などのさまざまな障がいが起こり、生活するうえで支障がある状態がおよそ6か月以上継続している状態をいいます。

■認知症は「他人ごと」ではなく「自分ごと」
2040年の認知症患者数の推計は、約584万人、軽度認知障害(MCI)患者数は約613万人で、65歳以上の約6.7人に1人の割合に達することが見込まれています(2024年5月厚生労働省発表)。
今や認知症は誰もが関わる可能性のある身近な病気です。
この機会に、あなた自身や周囲の人のために、認知症を正しく理解し、予防のための生活習慣の心掛け、認知症になっても自分らしく暮らせる地域づくりについて考えてみませんか。

■早期発見が大切
認知症は、早期発見・早期治療によって、進行を遅らせられる場合もあります。

■認知症のチェックをしませんか?
・「これって認知症?」(家族・介護者向け)
・「わたしも認知症?」(本人向け)
携帯電話・スマートフォンで二次元バーコード対応の機種をお持ちの人は、本紙10ページの二次元バーコードをご利用ください。
パソコン利用の人は市のホームページから「認知症」で検索してください。
認知症簡易チェックサイトの利用料は無料です。ただし、通信料金は自己負担となります。
※氏名・年齢などの個人情報の入力は一切不要です。
※このシステムの判定は、医学的診断をするものではありません。結果にかかわらず、心配な人は、早めに主治医などにご相談ください。

■認知症サポーター養成講座の開催
今後、認知症の人の増加が見込まれる中で、認知症の人やその家族が住み慣れた地域で安心して暮らしていくためには、認知症についての正しい理解が必要です。
「認知症サポーター養成講座」では、認知症の原因や症状、接し方や認知症サポーターとしてできることなど、認知症についての正しい知識を学ぶことができます。認知症サポーターは、自分でできる範囲で認知症の人を見守り、必要な時にそっと手を差し伸べる応援者です。
受講した人には、認知症サポーターの証である「オレンジリング」とサポーター証、テキストをお渡しします。
企業や学校、地域のみなさんを対象に実施していますので、開催希望の場合は、ご連絡ください。

■認知症カフェ~本人・家族だけで抱えこまないでください 分かり合える居場所があります~
認知症カフェは、認知症が気になる人や認知症の人とその家族、地域の子どもから大人まで、誰もが気軽に立ち寄れる場所です。認知症について正しい知識を持ったスタッフと相談ができ、憩いの時間を過ごすことができます。「どなたも気軽に参加してください」その行動が認知症の人を支える地域の居場所づくりにつながります。

■市内の認知症カフェ
・おたがい茶間カフェ(南房総市岩糸)
毎週水曜日(月4回)10時~14時
・おかげ茶間サロン(南房総市宮下)
毎月第一金曜日10時~14時
※状況に応じて変更する場合があります。
※市では認知症カフェを自主的に運営する団体の取り組みを支援します。まずはご連絡ください。

■高齢者などの見守りシールの支給事業見守りシールとは
二次元バーコード付きシールを、高齢者などの衣類、靴そのほかの持ち物などに貼って使用します。
行方不明となった高齢者などを発見した人が携帯電話などで二次元バーコードを読み取り、介護者と伝言板を通じてやり取りをします。
支給対象者:
(1)認知症などで行方不明となり、防災行政無線により捜索放送されたことがある高齢者など
(2)道に迷った、家がわからなくなったことなどにより、警察に連絡または保護されたことがある高齢者など
支給枚数:50枚/1人
費用:無料
地域での見守り:見守りシールが衣類などについている高齢者などを発見・保護した際には、二次元バーコードを読み取ることで早期発見につながります。
ご協力をお願いします。
わんわんパトロール隊:愛犬とお散歩しながら子ども達や気になる高齢者の見守り活動日頃の愛犬との散歩の際にわんわんパトロールグッズ(わんパト標)を装着しながら、気軽に子ども達や気になる高齢者などの地域の見守り活動をするボランティア活動です。

□わんわんパトロール隊員になりませんか?
市では、わんわんパトロール隊にご協力いただける人を随時募集しています。
市内に住所のある人で、狂犬病予防接種をした愛犬とマナーを守って散歩している人ならどなたでもなれます。登録申請書に必要事項を記入して、三芳分庁舎高齢者支援課、本庁市民課、朝夷行政センターまたは各地域センターに提出して下さい。登録した日から活動開始となります。

◆認知症の人やその家族のための交流会を開催します
認知症の人や介護者家族が集まり、日々のことを語り合ったり、介護に関する情報交換や交流をする場です。
同じ立場の人と話をすることでストレス解消や新たな気づきにもつながります。
当日は、家族介護体験者である家族会の世話人さんにもご参加いただきます。
ぜひご参加ください。
とき:11月21日 13:30~15:30
ところ:三芳農村環境改善センター
参加費:無料
定員:15人程度
申込み:11月18日までに問い合わせ先へお申し込みください。
※この交流会は県、認知症の人と家族の会の協力のもと実施します。

問合せ:高齢者支援課
【電話】36-1152

<この記事についてアンケートにご協力ください。>

〒107-0052 東京都港区赤坂2丁目9番11号 オリックス赤坂2丁目ビル

市区町村の広報紙をネットやスマホで マイ広報紙

MENU