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~子どもの「こころ」を育てるヒント~ 乳幼児期(0~2歳ごろ)の大切なこと

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千葉県南房総市

周囲の大人が、子どもの思いをくみとろうとしながら、関わることで、意欲や自信、気持ちを感じる力などが育まれます。

■赤ちゃんって…?
・見ているよ!
生後まもなく、喜びや悲しみ、驚きの表情を区別しています。
・聞いているよ!
大人の笑い声、優しい言葉かけを聞いています。
・感じているよ!
微笑みや優しい声から安心感を、怒りや悲しみの表情から危険を察知しています。
・伝えているよ!
快いこと、不快なことを表情で伝えています。大人の表情を受け取りその表情を真似ながらコミュニケーションします。

赤ちゃんは、言葉で会話をしていなくても、人の声や顔に注目するなど、様々なことを感じています。
この人を信頼していいのか、安心できるのか、周囲の大人の表情や言葉かけから感じ取ります。安心できる大人の温かくて柔らかい表情と優しい言葉かけを、いつも待ち望んでいます。

■赤ちゃんの動きに反応しよう
赤ちゃんの動きや表情にあわせて反応したり、語りかけたりすることで、意欲が育まれます。
例:今日はとってもご機嫌だね。
大人が反応することで、赤ちゃんは『こたえてもらえた』という喜びを感じ、声や動きなどで表現しようという意欲につながります。

■赤ちゃんの気持ちを言葉にしよう
子どもの思いをくみ、その気持ちを言葉にして話しかけることで、気持ちを感じる力の芽が育ちます。
例:汗かいたね。気持ち悪いね。おきがえしようね。
「泣きやませなくてはならない」ではなく、泣いている子どもの思いをくみとって、こたえることが大切です。

■赤ちゃんがしたいことを共に楽しもう
見守ったり一緒にしたりすることで、意欲や自信の芽が育まれます。近くに「さわりたい・つかみたい」というような物があると、それをめざしてはったり、歩いたりして近づきます。それを引っ張ったり、手から離れる様子を見たりと、偶然起こった様子に面白さを感じて、「次はこうしてみよう。こうしたらどうなるだろう」と、その子なりの遊びを発展させます。
子どもが遊びを楽しめるよう見守ったり一緒に遊んだりすることで、意欲や自信の芽が育まれます。
子どもは「いいな」と感じたことをまねします。また、幼児期になると、ごっこ遊びを楽しんだりもします。こうした行動は周りへの関心の高まりによるものです。

問合せ:子ども教育課
【電話】46-2966

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