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〈防災特集〉自然の脅威 風水害に備えよう

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千葉県南房総市

日本周辺では、年平均26個の台風が発生し、全国各地に強風や大雨による被害をもたらしています。
また、集中豪雨による水害や土砂災害なども後をたちません。
風水害は山間部や河川部でのみ発生するものと考えがちです。しかし近年では、集中豪雨により都市部のライフラインが壊され、地下室に水が流れ込んで死者が出るなど、新しい水害も生じています。
風水害の被害を最小限に抑えるためには、風水害に対する正しい知識や情報が必要です。気象庁などが発表する情報を確認し、災害に対応できるよう日頃から注意しましょう。

■防災気象情報に敏感になろう
気象庁は、大雨や台風のとき、様々な気象情報を発表します。気象情報の種類とそれらの情報がどのような状況を意味するか、どのように届けられているかを知っておくことが大切です。

■市からの情報を受け取れるようにしよう
市では、防災行政無線を整備していますが、雨音や暴風により聞こえにくい場合があります。防災行政無線の放送内容は、安全安心メールなどでもお知らせしていますので配信登録をしておきましょう。

■市公式LINEでも情報を受け取れます
市の安全安心メールと同じ内容を市公式LINEからも受け取ることが出来ます。
公式アカウントで「南房総市」を検索して、友達の追加(フォローする)を選択してください。

■Yahoo!防災速報
市は、ヤフー(株)と災害協定を結んでいます。避難情報・ライフラインなどの緊急情報を「Yahoo!防災速報」アプリで発信し、プッシュ通知で利用者へお知らせします。
「Yahoo!防災速報」のご利用には、あらかじめ無料アプリのダウンロードが必要です。
アプリの地点登録機能活用により「どこにいても」市の災害情報受信が可能となり、GPS機能を活用することにより、市民だけでなく観光客を含め「誰でも」市の災害情報を受信することが可能となります。

■自助・共助・公助って?
災害発生時に、個人(自助)、地域(共助)、公的機関(公助)が連携して災害対応することで被害を少なくすることができます。どれか一つで良いという訳ではなく、全てが大切です。

□自助
防災の基本で、自分の身は自分で守るということです。非常食・持出品の用意、自宅の耐震化や家具の転倒防止は自分で備えるもの。自分を守り、安全を確保することで他の人を助けに行くことができます。

□共助
自分だけでは限界があることも、周りの人と助け合って対処できることは多くあります。家族だけでなく、近所の人や自主防災組織で助け合いの体制をつくりましょう。地区での防災訓練も効果的です。

□公助
救助活動、避難所の開設、救援物資の支給や仮設住宅の建設など、国や地方公共団体が行う対応です。災害への備えとして、避難所の整備や自主防災組織補助金の交付、災害情報の周知なども含みます。

■各家庭での災害対応について考えましょう
各家庭での備えは、まず最初の3日間を自力で乗り越えられるように考えましょう。まず必要なのが飲料水、食料、そしてトイレです。特にトイレは1日も我慢できるものではありません。簡易トイレなどを用意して、災害に備えましょう。
大規模災害では水道、ガス、電気は使えないものと想定し、それぞれの家庭で必要なものを考え、準備しておきましょう。

■非常持ち出し品や備蓄品を用意しよう
□非常持ち出し品
携帯用飲料水・食品(カップ麺、缶詰、チョコレートなど)・貴重品(通帳、印鑑、現金など)・救急用品(三角巾、絆創膏、はさみ、消毒液、お薬手帳、常備薬など)・ヘルメットや防災ずきん・軍手(厚手の手袋)・ライト・衣類・下着(2,3組)・毛布、レスキューシート(保温シート)・携帯ラジオ、予備電池・マッチ、ろうそく・使い捨てカイロ・ウェットティッシュ・筆記用具(ノート、鉛筆など)・上履き(滑りやすいため)小さな子どものいる家庭は、粉ミルク、哺乳瓶、紙おむつなど
※新型コロナウイルス感染症が第5類相当となり、制限が解除されていますが、依然として感染者が後を絶ちません。感染症対策として、マスクや体温計も準備しましょう。

□備蓄品(1人分)
飲料水9リットル(3リットル×3日分)、給水袋・ご飯(アルファ米)4~5食分、ビスケット1~2箱・板チョコ2~3枚・乾パン1~2缶・カセットコンロ、カセットボンベなど
ブルーシートや土のうなどは各世帯で備蓄をお願いします。

■避難情報を確認しましょう
避難情報が発令された場合には避難所の開設状況を含め、防災行政無線や安全安心メール、ホームページ、公式LINE、Yahoo!防災などで随時お知らせしています。
大規模な地震や風水害などが発生したらどうなるのかを考え、平時の事前準備および災害時の避難行動を確認しておきましょう。

■避難所混雑状況が確認できます
市では避難所が、混雑または満員になっていて、別の避難所に移動しなければならないといった状況を避けるため、混雑状況見える化システム(VACAN)を導入しています。避難をする際に活用してください。
*本紙3ページの二次元コードから
*二次元コードで登録できなかった場合は、https://vacan.com/area/minamibosocity-evacuation/evacuation-center/10
とアドレス入力してください。
※iPhoneの場合はsafari、androidの場合はchromeで起動するようにしてください。

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